git をやってみたいなーと思いつつ
なかなか手を出せてなかったんだけど、
きっかけがあったのでやってみることにした。
で、せっかくだから勉強しながらメモをとっておくことにした。
まとめながらの方がよく理解できると思うし
あとからわからなくなったときに見直せるし
似たような環境の人の参考になるかもしれないし。
勉強しながらのメモなので
脱線したり表現が変だったりするのは気にしない方向で。
現状
これを書き始める時点で、
git についてほどんど知らない。
何か Subversion のようなもので、
分散リポジトリで、
かなり便利らしいということだけ。
git はともかく
Mac についてもいかにわかってないか晒すことになるけど
だから勉強するんですね。
今回の目標
まずは Mac OS X で git を使えるようにするところまで。
次の段階として、
普段の開発に使えるとこまでは理解して
何か github とやらが良さそうなので
それを使えるようになるのが目標。
まずはインストールかな
とりあえず “git mac” で検索。
あーもうこれ。
素晴らしいタイトルだ。ついて行きます。
mac% cd /tmp
mac% wget http://www.kernel.org/pub/software/scm/git/git-1.5.5.tar.gz
mac% tar zxvf git-1.5.5.tar.gz
mac% cd git-1.5.5
mac% ./configure
mac% make prefix=/usr/local all
mac% sudo make prefix=/usr/local install
wget でファイルを取ってきて tar で解凍して
configure, make, make install すると。
wget が使えない
が、やってみたけど wget が使えない。
どうも Mac には
デフォルトでは wget が入ってない模様。
Mac の人には「そこからかよ」と言われるかもしれないけど
そこからです。
wget をインストールするという手もあるけど、
Mac では wget の代わりに curl コマンドがあるようなので
そちらでやってみる。
ダウンロードしてみる
git の最新バージョンは
を見ると git-1.6.0 らしいので
$ curl -O http://www.kernel.org/pub/software/scm/git/git-1.6.0.tar.gz $ tar zxvf git-1.6.0.tar.gz $ cd git-1.6.0
ここまでは問題なし。ところが
configure できない
$ ./configure
しようとすると
configure: CHECKS for programs checking for cc... no checking for gcc... no configure: error: no acceptable C compiler found in $PATH
「C のコンパイラにパスが通ってないからダメだよ」と言われた。
エラーメッセージで検索してみたら、
どうも Mac に Xcode というのをインストールすると
cc や gcc が使えるようになるみたい。
で、それはどこにあるかというと、
Leopard のインストール DVD の中。
いまインストール中。
あれをやろうとしたらこれが足りないと言われ、
それをやるにはここに行けと言われ、
何だか RPG をやってるような気分だ。
さて、Xcode のインストールが終わったのであらためて
$ ./configure
今度は無事成功。
ここで大変なことに気がついた
ターミナルでいろいろやってたけど、
ごそごそ検索していて
ここにインストーラーがあることに気がついた。
が、なかったことにして続ける。
$ make prefix=/usr/local all $ sudo make prefix=/usr/local install
で完了。
$ git
と打ってみたらちゃんとヘルプが出た。
$ git --version git version 1.6.0
できてますね。よかったよかった。
まとめ
インストーラーがあるからこの記事の大半は必要なかったが
いろいろ勉強できてよかったと思う。
次回は
実際に git をつついてみる。
追記
コメント欄で「ちく」さんから教えていただいたように
MacPorts を使うともっと簡単らしい。
ありがとうございました。
2008/10/16 12:34
MacPortsでsudo port install git-coreするのが一番早い気がします.