これの続き。
このイベントに参加する前に
新幹線の名古屋 – 東京間でイーモバイルを使ってみたので
それとの比較を。
すべて数値的根拠なしの体感です。
接続エリア
N700系無線LAN
東京 – 新大阪間の全区間。
今回実際に使ってみたのは東京から名古屋まで。
トンネルに入ったからといって途切れるようなことはなかった。
イーモバイル
もちろんイーモバイルの提供エリアでつながるということだけど、
新幹線の東京-名古屋間についていえばこんな感じ。
- 東京 – 小田原駅あたり: 途切れることなく快適に使えた。
- 小田原駅あたり – 富士山あたり: トンネルばかりでなかなかつながらない。使い物にならないという印象。
- 富士山あたり – 名古屋: ときどき途切れることがあるけどまあ使えた。スピードは遅くなることも。
なお、東海道新幹線ならこんな感じだけど
山陽新幹線はトンネルの方が多いんじゃないかと思うくらいなので
(実際にどうなのかは知らない)かなり厳しいと思う。
ダウンロード速度
N700系無線LAN
N700系でインターネット接続サービス開始!(無線LAN)|JR東海
通信速度は新幹線一編成あたり最大約2Mbps※となっています。
とのこと。「新幹線一編成あたり」なので注意。
16両編成の全車両の利用者で2Mbpsを分け合うことになる。
実際に使ってみたら、
メールの読み書きや文字中心のサイトの閲覧には十分だけど
大きな画像や動画はやめておいた方がいいという感じ。
イーモバイル
電波の状況による。
切れてる間は当然使えないし、電波の弱いところでは遅くなる。
安定している場所ではイーモバイルの方が早いという印象だった。
アップロード速度
N700系無線LAN
意外と早い。
JR東海のサイトには記述が見あたらなかったけど、
どうやら上り1Mbpsらしい。
下りが2Mbpsなのに対して上りでも1Mbpsあるし
そもそも新幹線の車内で大きなファイルをアップロードするのなんて
ブロガーぐらいだろうから、空いてるんだと思う。
イーモバイル
いつもどおり。
ただしアップロード中にトンネルに入って切れることもありますね。
体感では、上りについては車内無線LANの勝ち。
どっちを選ぶか
スピードについては上記の通りだけど
やっぱり「途切れない」というのは魅力。
どっちが一方を選びなさいと言われたら
車内無線LANを選ぶと思う。
N700系の無線LANは現在
東京 – 新大阪間でしか提供されていないので
それ以外の地域ではそもそも選択の余地がないけど。
惜しいところ
「N700系の車内で無線LANが使える」
というところしか見ずに乗ってしまうと使えない。
事前に公衆無線LANサービスの契約をしておく必要がある。
無料じゃないのです。
利用できる接続サービスはこちら。
で今回はホットスポットの “1DAY PASSPORT” という
1日利用券を使わせてもらったんだけど、
この意見に激しく賛成。
N700系の無線LANから更新してみた – HINALOG 2.0
このカード、車内のワゴン販売でも売ってくれたら便利なんだけどなあ。
そもそも事前に契約する必要があることを知らない人も多い気がするし
車内で急遽必要になることだってあるだろう。
カイ氏によると
この利用権は携帯でも買えるらしいので
大人の都合で車内販売が難しければせめて
購入ページへ行くためのQRコードを配るとかね。
あ、これか。
最後に注意点を
「車内でパソコンに向かってると酔う」らしい。
乗車前後で明らかに表情が違う人もいた。
なんともなかったんだけど何でだろう。
ひとりではしゃいでたからだろうか。
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