一眼レフ選びで困っている人に伝えたい5つのポイント

ちょっと前のことだけど、
写真が好きな人たちで集まってお花見をするという場に呼んでいただいた。

そこで同席した人が
「一眼レフを買いたいけど選び方がわからない」
ということを言っていたんだけど、
その場では思うところをお伝えできなかったので
代わりに「自分だったらこのへんを重視して選ぶ」
というのを書いてみます。

なお

  • 以下の点を全部含めるということではなくて、それぞれ「こういう選び方もあるよ」という程度です。
  • 初めて一眼レフカメラを買う人が「ようわからん」と思っている場合の話なので、小難しいことを言うよりわかりやすさを追求する方向で。
  • 異論や補足があればお願いします。

身近な人のメーカーにあわせる

もし身近に一眼レフカメラを使っている人がいたら
その人が使っているカメラのメーカーにあわせるという手があります。

一眼レフの楽しみのひとつは
いろんなレンズをつけかえて遊べること。

でもレンズも安いものではないので
そんなに次々と買いそろえるわけにはいかない
という場合が多いと思います。

そんなとき、同じメーカーのレンズを持っている人がいたら
一緒に撮影に出かけるなどしてレンズを貸し借りできるので
少ない負担でいろんなレンズを楽しむことができます。

ただ、人のレンズを使わせてもらうときは
扱いには十分注意しましょう。

ニコンのデジタル一眼を買おうとしている人はついでに

デザインの好みで選ぶ

写真を撮影するという目的についてだけ言えば
デザインはあまり関係なさそうなんだけど、
ずっとかわいがっていくことを考えると
デザインが好きだというのはものすごく重要だと思います。

できれば明るいファインダー

あまり高性能なのを買う必要はないと思いますが、
もし予算が許すなら
ファインダーは意識してみるといいかもしれません。
要するにカメラの覗き穴から見える部分ね。

ファインダーが広くて明るい方が
撮りたいものがよく見えるし、
何より覗いてて楽しいです。

ファインダーの項目に「ペンタプリズム」と書いてあったら
大抵は「ペンタミラー」や「ダハミラー」のより明るいとか
「ファインダー倍率」というところの数値が大きいと
だいたいその分広く見えるとか
大ざっぱな指標はあるけど、
これだけでは判断できないと思います。

特にファインダー倍率については
最上位機種と普及機では意味が違うので
単純比較しても意味がありません。

やっぱり自分の目で比べてみるのが一番。
何かよく見えるような気がするのがあるはず。

ともかくこれについても、
入門機だって十分楽しめるぐらい見えるので
予算を含めた他の条件と相談するのがいいと思います。

なお、特殊な事情で広くて明るいファインダーを持つカメラもあるので
こちらも参考にしてみてください。

軽さはだいじ

ものすごく大ざっぱに言うと
高性能なカメラほど大きくて重いです。

カメラというのは道具なので
使わないと意味がない。
そのためには気軽に持ち出せることも大事ですね。

せっかく高いお金を払っていいカメラを買っても
重いから持って行くのが億劫だ
ということになったら宝の持ち腐れ。

身軽にうろうろすることを好む人にとっては特に
小さくて軽いというのは
他のどんな性能より重要なことかもしれません。

最後はフィーリング

実物が置いてあるお店に行って
実際に触ってみるのがいいと思います。

店員さんにもどんどん質問したりお願いしたりして
気が済むまでつついてみましょう。

手に持って眺めてみたり
ファインダーを覗いてみたり
シャッターを切ってみたり
レンズを付け替えてみたり
いろんなことをやってみてください。

性能を確認するためではなくて
「何となく好き」と思えるのを見つけるために。
フィーリングっていうんですかね。

どんな高性能カメラにどんな高級レンズをつけても
「こいつかわいいな」と思えるものにはかないません。

以上です

ともかく触ってて「楽しいな」と思えたら
それがはじまりの合図ですね。
満足できる一台に出会えますように。

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