「少々お待ちください」をもうちょっと感じよくする言い方

お店で店員さんに声をかけても
ちょうど接客中だったり手がふさがっていたりしたら
すぐには動けないので
だいたい「少々お待ちください」と言われる。

とても丁寧な言い方だし、
待ってればちゃんと対応してもらえることがわかって安心できるので
大事なことだと思う。

ただこの表現、状況によっては
もうちょっと感じの良い言い換えができるんじゃないだろうか。

「すぐお伺いします」というの。

「少々お待ちください」でも十分なんだけど、
そこには「待つ」という
できることならしたくないことが含まれる。
ほとんど意識されない程度のストレス。

それに対して「すぐお伺いします」だと
「すぐ来てくれる」という要素が前面に出るので
待つイメージがほんの少しだけ和らいで
ストレスがほんの少しだけ低減される気がする。

もちろんこれは状況次第であって、
本当はかなり待ってもらわないといけないのに
「すぐお伺いします」と応えてしまったら
今度は「すぐって言ったのにすぐじゃないじゃん」と
逆にストレスを増大させてしまうかもしれない。
そこは臨機応変にいきたいところ。

「少々お待ちください」だろうが「すぐお伺いします」だろうが
その差なんて普通ほとんど感じられないんだけど、
こういう意識すらされないような小さなことが
サービスの「詰め」の部分になることもあるので
状況に応じて言い換えられるようにしておくといいんじゃないかな。

神は細部に宿る。

↑言ってみたかった。

関連エントリ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

3 Responses to “「少々お待ちください」をもうちょっと感じよくする言い方”

  • 2009/09/05 01:22

    神は財布に宿る。

  • revolu

    2009/09/07 09:09

    どこかのファミレスで、呼び出しピンポンが鳴ると
    はーい、ただいま!
    とお返事しているところがありました。
    マニュアルにそう書かれている様な気もするけど、
    「少々お待ちください」よりも来てくれそうな気がします。

  • べべ

    2009/09/14 22:38

    わたしは喫茶店で働いてるのですが、
    昨日この記事を拝見して
    「すぐお伺いします」って言ってみたくなって、
    今日はそう言ってみました。
    そしたらお客さんが「ゆっくりでいいよ」って笑ってくれたので、なんだかちょっと嬉しかったです。
    ありがとうございました。