同じ金額を還元するなら一カ所にまとめた方が効果的という話

たぶんヤマダ電機だったと思うんだけど
以前「50人に1人、お買い上げ全額無料」というのをやってた。
商品を買ったときに出てくるレシートに「当たり」が出たら
そのときの代金が無料になるというもの。

100万人に1人だと「当たらんわそんなもん」と思うけど
50人に1人なら何とかなりそうな気がするし、
思い切った買い物をしたときに当たったりしたら
それはそれは大きな金額になる。太っ腹。

ただこれ、購入者個人のレベルで見たらそうなんだけど
50人に1人無料ということは
全体の還元額で見たら「全商品2%引き」と同じことですね。

もちろん電池1個買った人に当たりが出るのと
家電一式まとめ買いした人に当たりが出るのでは額が違うけど、
全国展開してる小売店の規模からしたら
わずかな差なんじゃないだろうか。

もちろん「全商品2%引きなら大したことない」という意味じゃない。
売り上げ総額の2%は大きな違いだと思う。

ただ、購入者としては自分の財布から出ていく金額で考えるから
「2%引きですよ」と言われてもそんなに心を動かされないけど
「全部無料になるかも」と言われたらビッグチャンスに思えてくる。

その企画に惹かれて来店した人もいるかもしれないし、
当たった場合を想定して
予定になかった物をあわせて買った人もいるかもしれない。

結果としてその期間の売り上げが
還元する2%分を補填して余りあるぐらい伸びてたらおもしろい。
どうなったのかは知らないけど。

ともかく、還元する金額が同じなら
一カ所にまとめて目立つようにした方が効果的かもね、というお話。

でまあそのときはプリンターを買ったんだったと思うんだけど
普通に代金をお支払いして帰ってきました。

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