先に書いておくと
「芸能人」という表現については思うところもあるんだけど
「一般に『芸能人』と呼ばれている人」と毎回書くのもめんどくさいので
以下では便宜上「芸能人」と表すことにします。
こういうことを言うからまためんどくさい奴だと思われる。
さて、テレビ番組で面白いことを言っていたので。
会場に来ているお客さんに話を聞くコーナーだったかで
指名された女性が「ブログ書いてます」と言ったら
司会の人が「ブログ書いてるんですか!芸能人でもないのに!」と応えた。
「芸能人でもないのに」というのは特別な含みのある言い方じゃなくて
純粋に驚いただけという感じ。
これはおもしろい。
この人にとってブログというのは「芸能人が書くもの」になっている。
個人的な感覚では逆に、
もともとはあまり芸能人の人がやるようなもんじゃないと思ってた。
ブログなんかやらなくても既に表現の場を持ってるんだから。
言いたいことはあるけど言う場所がないという人が
個人レベルでも自分の考えを広く表明できるツールとして広がって、
少し流行ってきた頃から芸能人の人もブログをやり始めた
という順番だったんじゃないだろうか。
でもひとたび有名な人がある程度やり始めると
そこに目を向けている人にとってはもう
「そのような人たちのもの」になって、
「そうでない人たちもやっているらしい」になるのは
まあ自然と言えば自然かもしれない。
いずれ「芸能人でもないのにツイッターやってるんですか?」
とか言われるようになるのかな。
2010/02/24 18:00
ブログ書いてるんですか?! 芸能人でもないのに?!
とあるテレビ番組で、こんなやりとりがあったそうです。 会場に来ているお客さんに話を聞くコーナーだったかで 指名された女性が「ブログ書いてます」と言ったら …