“OAuth” は何と読むのか、が話題になることがある。
たしか最初は “oath” と同じ発音だった(これが「オース」)けど
今は “Oh Auth” と発音をするのだと書かれていたのを見た気がするので
“oauth pronounce” で検索してみたらまさにそれが出てきた。
"OAuth" is pronounced "Oh Auth" and has two syllables
"OAuth" is pronounced "Oh Auth" and has two syllables
"OAuth" の発音は "Oh Auth" で、2音節だよ。
経緯についてはこう。
OAuth was originally called "OpenAuth" but then AOL took the name, so we renamed to "OAuth". We originally pronounced it "Oath" (one syllable) but Leah Culver said it should be "Oh Auth". The latter makes it sound like it has more to do with authentication anyway, so there you go.
OAuth はもともと "OpenAuth" と呼ばれてたんだけど、AOL にその名前を取られちゃったから "OAuth" に名前を変えた。最初は "Oath" (音節は1つね) って発音してたんだけど、Leah Culver が「"Oh Auth" がいい」って言ったんだ。その方が認証に関係あるものだっていう感じがするしね。
これを言っているのがどういう立場の人かというと、
まさに OAuth を提唱した人ですね。
Chris Messina (open source advocate) – Wikipedia, the free encyclopedia
Messina is an active proponent of microformats and OAuth.
メッシーナはマイクロフォーマットや OAuth の提唱者である。
ただ先ほどの発言が本当にご本人によるものだという証拠はないので
オフィシャルサイトから辿って Twitter アカウントを見つけて
ご本人に直接質問してみた。
@chrismessina Is this you? http://bit.ly/bU0nzf I’m afraid this question might be impolite but there are lots of fake accounts recently.
これってご本人ですか? http://bit.ly/bU0nzf 失礼な質問してすみません。最近ニセモノのアカウントが増えてきているので。
失礼なこと聞いてすみません。
するとすぐにご返事が。
@msng_en Yes, that’s me.
本人ですよ。
はい結論出ました。
提唱者というか最初に作った人によると
“OAuth” は “Oh Auth” と発音するとのことです。
英語の発音をそのままカタカナにするのは難しいけど
「オウオース」か「オーオース」が妥当なところじゃないかな。
英語の音を反映させるなら
“Oh” は「オウ」で “Auth” は「オース」かな。
でも字面としては「オウオース」より「オーオース」の方が
何となくなじみやすい気もする。
ただこれどっちも日本語としては発音しにくいですね。
というわけで、”OAuth” は
- 書くときは「オウオース」または「オーオース」。
- 声に出すときはまあ「オース」でも「オウオース」でも「オーオース」でも何かそれっぽく発音しとけばいい。何なら「オォース」ぐらいでも。
ということにしませんか。
とここまで書いて気づいたけど
「書くときは」の提案っておかしいな。
書くときは “OAuth” だ。
追記
発音を聴けるサイトに “OAuth” があった。
「オウオース」で最初の「オ」にアクセントがある感じですね。
2010/04/30 21:11
http://smart.fm/jisho/OAuth
smart.fmすごい!