このブログではずっと
Movable Type を使わせてもらってたんだけど、
先日 WordPress に移行しました。
Movable Type には本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
WordPress はこれからよろしくお願いします。
さて、移行にあたってやったことをまとめておきますよ。
やったことはいろいろあるんだけど、
とりあえず MT から WP への移行に関係あることを中心に。
URL を変えずに記事を移行する
URL を保持したまま移行するのにちょっと作業が必要。
こちらの記事でわかりやすく説明されてます。
ほぼこのままでいけるんだけど、少し補足。
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「固定URLのリスト」を作るとき、<$MTEntryBasename$> と <$MTEntryTitle$> の間を | じゃなくてタブにしておくと、あとで Excel 何かに取り込むとき特に何も指定しなくていいので楽です。Mac の Numbers だと、やってみた限りではタブじゃないとダメだった。
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現行のバージョンでは、WordPress 側で Movable Type の記事をインポートするのは標準機能じゃなくてプラグインでやるようになってます。特に作業はいらないんだけど、インポートしようとしたらいきなりプラグインのインストールを求められるのでびっくりしないようにね。
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「SQLにてWordPressのデータベースを更新」するとき、レンタルサーバなんかで MySQL のコマンドを直接たたけない人は、(多分)サーバで提供されている phpMyAdmin かなんかに入って「インポート」すれば同じことができるので泣くのはおよし。
画像ファイルなどの URL を書き換える
記事がすべて移行できたら、
必要に応じて画像ファイルの URL を修正。
例えばこのブログの場合、これまでは
http://www.msng.info/img/
以下に画像を置いてたんだけど
WordPress のデフォルトでは
http://www.msng.info/wp-content/uploads/
に置くようになってますね。
これは好みの問題で、
今までどおりの場所に置きたい場合
WordPress の管理画面で
「設定」→「メディア」を選び
「アップロードするファイルの保存場所」で指定すればいい。
けどまあ WordPress では基本的に
ユーザーが入れるものは wp-content 以下に置くことになっているので
そっちに従うことにしました。
ファイルを置くこと自体はかんたん。
今まで /img/ にあったものを /wp-content/uploads/ に移すだけ。
もちろんこれだけじゃダメで、
記事で指定してる画像の URL を書き換えないといけませんね。
いや大丈夫めんどくさくない。一発でできます。
まずこのプラグインをインストール。
管理画面の「プラグイン」→「新規追加」から
“serach regex” を検索すればすぐ出てきて一発インストールできますね。
これは記事を正規表現で検索したり一括置換したりできる便利なプラグイン。
今回は正規表現使わないけど何かと便利です。
あとで別項目の修正にも使います。
Search Regex を有効にしたら
- 「ツール」→「Search Regex」を選択する。
- 設定はデフォルトのまま。Source: Post content, Limit to: Nolimit で、全件対象なので Order はどうせ関係ありません。
- “Search pattern” にもとの画像フォルダの URL を入れる。このブログだったら http://www.msng.info/img/
- 下の “Search” ボタンを押して、まあそれぐらいだろうなと思うぐらいの数がヒットするかどうか一応確認。
- “Replace pattern” に移行先の画像フォルダの URL を入れる。このブログだったら http://www.msng.info/wp-content/uploads/
- 下の “Replace” ボタンを押す。この時点ではまだ保存されないから大丈夫。
- 置き換わった URL がハイライト表示されるので、どれかいっこをコピーしてブラウザで開いてみる。
- ちゃんと画像が表示されたらまあ他のも大丈夫だろうから確定。
- 下の “Replace & Save” ボタンを押す。
はいこれでぜんぶ書き換わった。
Syntax Highlighter まわり
記事にソースコードなんかを載せるときは
Syntax Highlighter を使ってたんだけど、
WordPress にはこれ用のプラグインもあって
それを使った方が断然楽ちんなので置き換えます。
まずはこちらをインストール。
これまでの書き方では
<pre name=”code” class=”php> などで囲んだ部分が
Syntax Highlighter の対象になってたんだけど、
Syntax Highlighter for WordPress では
WordPress のショートコードで範囲を指定するので
該当部分を書き換え。
これはいろんな書き方してるので
どうしても手作業がいりますね。
まずは先ほどの Search Regex を使って
name=”code” と書かれた部分をピックアップ。
あとはこちらの説明にしたがって
コードを指定する部分を書き換え。
これは一括置換というわけにいかないので
まだ全部できてません。あとでやる。
サイドバーウィジェットのリンクを設定する
これまでサイドバーの内容は手書きで管理してたんだけど
せっかく WordPress を使うんだから
サイドバーウィジェットを使いましょう。
このブログで言えば右サイドバーの一番上に
運営中の他のブログや Twitter へのリンクなんかがあるので
これは WordPress のリンク機能で追加。
ただ、標準機能では思い通りの順番にならないので
こちらのプラグインを使いました。
これを有効化すると
管理画面の「リンク」に「My Link Order」が出てくるので
ここからリンクの表示順を並べ替え。
ドラッグ&ドロップでできるので楽ちん。
リンクの中に rel=”nofollow” をつけたいものがあればこちらを適用。
サイドバーウィジェットにリンクを追加するときは
「リンク」ではなくて「My Link Order」をつかんで
ウィジェットエリアに落とす。
ただ、リンクなんかはこれまでのをコピペした方が早いので
実際には全部テキストウィジェットに貼り付けた方が楽だったかも。
とりあえずこれで
ほぼ元どおり表示されるようになりました。
まあ元どおり表示することだけが目的なら
そもそも WordPress にする必要はないので、
大事なのはここからですね。
真っ先に入れたプラグインについてはまた別の記事で。
書きました。