一時期、Twitter で
フォローが勝手に外れるという不具合が話題になった。
間違いなくフォローしてたはずの相手へのフォローが
いつの間にか外れているというもの。
@ec_osaki と @ryotay と雑談していて、
「もしかしてそんな不具合はなかったんじゃないか」という話になった。
不具合発生ものがたり
あるところに、心優しい Twitter ユーザーがおりました。
スクリーンネームを @inaihito といいます。
@inaihito には、
アンフォローしたいんだけど何だかしづらい相手がおりました。
「外したけりゃ外せばいいじゃないか」と
周りのみんなはそう言うのだけれども、
心優しい @inaihito はになかなかそれができません。
もしその人がアンフォローに気づいて
悲しい思いをしたらどうしよう。
心優しいですね @inainito は。
でもそんな @inaihito にも我慢の限界があります。
どうにもこうにもやりきれなくなった @inaihito は
一計を案じました。
その相手をアンフォローしたあと、こうツイートするのです。
あれ、フォロー数が減ってる気がする。また不具合かな?
不具合じゃあ仕方がない。
仮に相手の人がアンフォローに気づいたとしても
それは @inaihito のせいではなく Twitter のせいですから
悲しい思いをさせることもありません。
ところがお話はそこで終わりませんでした。
@inaihito の叫びを目にした他のユーザーは思ったのです。
「今だ・・・!」と
心優しい Twitter ユーザーは @inaihito だけではありませんでした。
同じ思いを抱える人は大勢いたのです。
アンフォローして「不具合かなあ」
アンフォローして「なんかそういう不具合あるみたいですね」
アンフォローして「あー、うちもその不具合起きてるみたい」
どこもかしこも「フォローが外れる不具合」の話で持ちきりです。
こうして、存在しない不具合の情報で
タイムラインは埋め尽くされたのでした。
おしまい。