Facebook のメッセージ、便利なんだけど、既読になるのがねー
という声を聞いたので、
「未読」のままで Facebook メッセージを読めるようにする
ウェブのサービスを作りました。
背景
Facebook のメッセージって、閲覧すると
相手に「開封」が伝わるんですよね。
細かい開封時刻とともに。
気にしなければいいだけのことかもしれないけど、
心優しい人はこれが気になるようです。
閲覧したことは相手に伝わってるのに、
いまは返事ができない状況だ。
相手の人は「読んだのに返事をくれないのは、何か理由があるんだろうか」と
気を揉んでいらっしゃるのではないだろうか、という具合に。
心配してくれてるのではないかということが気になるという
もはや慮り合戦みたいな感じですが、
まあメッセージは確認するけど急ぎじゃなかったら返事はちょい後で、
という状況は少なくないように思います。
また、相手のことを気遣うのでなくても
自分が読んだかどうか、またいつ読んだかを
なんで相手に知られないといけないのかという気持ちもわかります。
メッセージ一通ごとにいちいちトラッキングされたくない。
というわけで作ったのが mite9 です。
ここから Facebook にログインすると
メッセージを読むことができますが、
相手には「開封」の通知がいかないので
いつ読んだかが伝わることはありません。
名称について
実はこれ最初は違う名前でした。
chira.me というドメイン名をとって
「チラミー」という名前で作ってた。
ところが、つい2日ほど前に
なんと同じ方向性の Android アプリが
しかも「ちらみ」というほぼ同じ名前でリリースされていることに
昨晩気がつきました。
ドメイン名を取ったのはもっと前なので
Domain Create Date:23-Nov-2013 04:30:30 UTC
辛うじてパクリじゃないのは確認してもらえると思うんですが、
そのままの名前で出してしまうと
2日の差とはいえ先にリリースされた方が快く思われないのではないか
と思ったので、急遽ドメインとサービス名を変更して公開することにしました。
なお、前述の Android アプリを公開されている方からご要望があれば
chira.me はお譲りしようと思うので
これを見られてそのご意向があれるようでしたらご連絡ください。
セキュリティについて
mite9 自体の読み込みには SSL 通信が使われていません。
この点について
「メッセージを表示するのに安全性大丈夫?」
と思う方がいらっしゃるかもしれないので一応書いておきますね。
mite9 は JavaScript で通信をするアプリケーションで、
お使いのブラウザ が Facebook のサーバと直接通信します。
Facebook から提供されている SDK と Facebook の API が通信をして
mite9 はその表示を整える仕事をしているだけです。
mite9 とブラウザの間では、
Facebook 認証情報もメッセージ本文も一切やりとりされることがないので、
少なくともこの点について安全上の問題が発生することはないと思います。
ソースコードについて
このウェブアプリケーションは
ほぼ全て JavaScript で書いてあって
あとは少しの HTML と CSS と画像だけなので
コピーすればお好きな場所で使うことができます。
お望みならどうぞご自由にお使いください。
その方が面倒くさいからあまり意味ない気もしますけど。
また、どうせソースコードは全て表から見えるサービスですから
あとで GitHub に上げるなどします。
「ほぼ同じ処理を2回書く」という残念なことをしてる部分も書き直したいしね。
作っといて言うのも何ですが
開封になってるかとかいつ見たかとか
そんな細かいことを気にしないのが一番だとは思います。
ではごゆっくり。
2013/11/28 16:36
[…] す。 Facebook のメッセージを「未読」のまま読めるサービス “mite9″ を公開しました […]
2013/11/28 17:18
[…] 」のままで Facebook メッセージを読めるようにする ウェブのサービスを作りました。 (Facebook のメッセージを「未読」のまま読めるサービス “mite9″ を公開しました – 頭ん中より) […]