Twitter で誰かに返信を送る時は@相手の名前
と書くことになってるけど、
自分宛にリプライを送る時はこれが不要になったみたいです。
API 経由でも、ウェブ画面からでも。
従来のやりかた
こういうツイートがあるとします。
あるとしますっていうか、あるんだけど。
自分へのリプライをテストするための元ツイートですこんにちは。
— 増永 玲 (@msng) December 3, 2013
ツイートに返信をする場合、普通は返信ツイートの中に
相手のスクリーンネームを書く必要がありますね。
こんな具合に。
@msng 自分へのリプライ、これが従来のやり方ですね。
— 増永 玲 (@msng) December 3, 2013
従来は、この @msng の部分がないと
返信扱いにはなりませんでした。
新しいやり方
ところがどうもいつの間にか、
自分宛のリプライの場合はこれが不要になったようです。
Twitter API 経由でやってみた例。
@msng の記述はないけど、
API に in_reply_to_status_id を渡しています。
自分宛の場合、in_reply_to_status_id があれば @ はなくてもリプライ扱いされるようになったみたいなのでテスト。
— 増永 玲 (@msng) December 3, 2013
ちゃんと返信になってる。
Twitter のウェブ画面からもやってみました。
返信ボタンを押してから、自動で入る @msng
の文字を削除して投稿。
Twitter のウェブ画面からでもできるかどうかテスト。
— 増永 玲 (@msng) December 3, 2013
これもできてますね。
自分以外にはできない
上記のやり方は、相手が自分のときだけできるようです。
同じやり方で同じように in_reply_to_status_id
つけて投稿して、
これは返信になってるけど
@suadd はいこんにちは!
— 増永 玲 (@msng) December 3, 2013
こっちはなってない。
これ suadd のツイートへの in_reply_to_status_id がついてるけど自分宛じゃなかったら @ がないとリプライ扱いにならないことのテスト。
— 増永 玲 (@msng) December 3, 2013
これじゃ単なる独り言です。
これですっきり
長文や連続のツイートをする場合、
前後の関係なしでひとつのツイートを取り出したら
わけがわからなかったり誤解を生じたりするので
自分の前のツイートへの返信として @自分 としてる人も多いと思います。
ただ、特にスクリーンネームが長い人だと
そのぶん文字数を使ってしまうんですよね。
本文に使える文字数は
(140 – (@ + スクリーンネーム + スペースなどの区切り文字) の長さ)
なので、これがなければだいぶ言えることが増える。
まあ @自分
がある方が
「ああ、連続ツイートなんだな」とわかりやすくていいかもしれないけど、
いま Twitter の公式クライアントなんかだと
一連のリプライチェーンがひとつのかたまりとして見えるから
それも次第に不要になっていくのかも。
公式ドキュメントが見当たらない
ただこれ、yabmin ユーザーの人に教えてもらって
つついてみたらできたから書いてるんだけど、
公式ドキュメントにはこの記述が見当たりません。
あるのかもしれないけど、見た範囲では確認できなかった。
どっかに書かれてたら教えてください。
Twitter だいぶ変わってきた
「どうやったら Twitter で日本語を入力できるか」
などと研究してた頃がなつかしいですね。