太陽光発電と気温の関係

物理には全然詳しくないんだけど、
とりあえず考えを書いてみて
あとはエラい人がどこからともなくやってきて
補足なり修正なりしてくれるのに期待。

江島@メディアサプライズ: 太陽光の疑問

太陽光発電は熱エネルギーを電気に変えるわけで、
それが世界中で普及して無茶苦茶使われるようになったら
どんどん熱が電気に変換されて地球が寒くなってしまわないのだろうか?

太陽光発電は熱エネルギーを電気に変えるんじゃなくて
光のエネルギーを電気に変えるんだと思う。

もちろんその光の一部は
地表に届いた後で熱に変わるから
そうやって熱になるはずのものが
結果として電気に変わることにはなるけど。

さて、地球に降り注ぐ太陽光のエネルギーはどれくらいかというと

太陽光 – Wikipedia

地球に到達した太陽光線の1時間あたりの総エネルギー量は20世紀後半の世界の1年間で消費されるエネルギーに匹敵する。

とのこと。

1時間で1年分ということは
24 × 365 = 8760 なので
地球に届く太陽光のエネルギーは
全世界で消費される総エネルギー量の8,760倍くらい。

そして

太陽光 – Wikipedia

地上で熱に変わってしまうエネルギーは約45%

ということになると、
太陽光のエネルギーを完璧な効率で電気に変えることが可能だとして
全世界の全てのエネルギー(電気だけじゃなくて全て)をまかなっても、
そのことで目減りする発熱量は1/20,000ぐらいだと思う。

さらに太陽光発電で生じた電気は
その後 別のエネルギーに変換され、
その一部は最終的に熱を発する。

そう考えると
太陽光発電を押し進めたからといって
そのことで直接的に地球が寒くなるということはないんじゃないかな。

太陽光発電を導入することで地球の温度が下がるとしたら
熱に変わるはずの太陽光が電気に変わることが原因ではなく、
化石燃料を使わなくなることでCO2排出量が減って
温室効果がやわらぐことによるものだと思う。

さあ、あとは任せたエラい人。

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One Response to “太陽光発電と気温の関係”

  • 2008/07/29 17:41

    ぜんぜんエラくない人が通りますよ…
    ちょっとくらい寒くなってほしい。単純身勝手にそう思うくらい毎日暑いです…