資料ではなく、講師の方を見る。
たったそれだけのことなんだけど、
これがなかなか。
椅子と机があるようなセミナーだと特に
資料を受け取ったら
ずっと下を向いて資料を見ながら話を聞いている人が多い。
実にもったいない。
前を向くとどんないいことがあるかというと、
自分の意識が話し手の方に向く
資料を見てると、
つい資料の文言や数字の方に意識が行ってしまうけど
そんなものは帰ってからでも見られる。
せっかく目の前で生の話が聞けるんだから
そっちに意識を向けた方がいい。
そっちに意識を向けても面白くも何ともないようなセミナーだったら
資料を見てもあまり得るものはないんじゃないかな。
講師の記憶に残る
特にセミナー後に懇親会か何かがあるような場合、
講師と言葉を交わすことになるかもしれない。
「こっち向いて話を聴いてくれた人」が相手だと、
講師も喋りやすくなるし親しみも持ちやすい。
前に立ってみたらよくわかるけど
こっち向いてるかどうかはとてもよくわかるし、
こっちを向いてくれてる人の顔はだいたい覚えると思う。
講師の気分が違う
これ、とっても大事。
生のセミナーというのは
講師が一方的に喋ってその場を作るんじゃなくて、
聴いてる方も雰囲気作りに貢献することになる。
ちゃんと関心を持って
自分の方を向いて聴いてくれている人がいると
講師も気分がいいし、話もしやすくなる。
ついでに余計なことも喋ってくれるかもしれない。
というわけで、
資料を見るのは帰ってからにして
セミナー中は前で喋ってる人の方を向いて話を聴くようにしましょう。
うなずきながら聴くとなおよい。
ちゃんと聴いてますよ、というメッセージになるし
内容を整理しながら聴くためのリズムがとれるし。
少々おおげさなぐらいでちょうどいい。
たまに「へー」なとど声を出してみてもいい。
いやほんと、頼むよみんな。
追記
とはいえ、講師の方が
前を向いて聴きたくなるような話をしろやって気もしますね。
講師がいい話をする→前を向いて聴きたくなる→もっといい話ができる
というスパイラルでしょうか。
2008/07/31 08:37
うんうん。言えてる言えてる。
講師をやるとよく判るんじゃが、無視されるほど辛いものはないけぇね。
プレゼンなんかでもパワポの出来が良すぎると、話が入って来ずになんの話だったかということもよくあるのぅ。
2008/07/31 11:16
おっしゃるとおり。
私は前に立つ立場だが、しっかり聞いている姿勢を
見せてくれる人がいると非常にやりやすい。
セミナーじゃなく、新人研修の場だったりすると
それだけで講師評価はあがる。得点かせぎになるね。
2008/07/31 11:21
途中から、そういうオチかなと予想しましたが、
> いやほんと、頼むよみんな。
ご苦労様でした…^^ 聴いてみたかったです。