敗北に必要な2つの条件

「敗北」と言えるのは2位と10位だけじゃないだろうか。

敗北を感じる瞬間ランキング | ランキング | ヨルコヨルタ

1位
自分の買ったものが翌日にセール品になっていたとき

2位
いっしょに並んだのに隣のレジの方が早く進んだとき

3位
クーポンを出し忘れたことに、会計が済んでから気づいた時

4位
以前買ったのを忘れて同じ物を買ってしまったとき

5位
食事を終えたあとにもう一品買った料理が冷蔵庫に置いていたことに気づいたとき

6位
自分の前/後ろの人が記念すべき○人目だったとき

7位
トイレで用を足してからトイレットペーパーが無いのに気づいたとき

8位
同じ服を着た人に外で出会ったとき

9位
自動販売機でホットとコールドの飲み物を間違えたとき

10位
最後の一品をタッチの差で逃したとき

敗北には次の2点が必要だと思う。

  • 自分の能力の及ぶ範囲の事柄であること
  • 相手がいること

逆に言えば、自分の力ではどうしようもない場合や
そもそも敗れるべき相手がいない場合には
口惜しさを感じることはあっても
それは「敗北」とは違うんじゃないだろうか。

はいぼく 0 【敗北】 – goo 辞書

戦いに負けること。

であり、

ま・ける 0 【負ける】 – goo 辞書

力や能力を争って、相手に屈する。

であるから。

上掲の「敗北を感じる瞬間ランキング」に挙げられた事柄のうち

6位
自分の前/後ろの人が記念すべき○人目だったとき

8位
同じ服を着た人に外で出会ったとき

は自分の力ではどうしようもないことだし、

1位
自分の買ったものが翌日にセール品になっていたとき

3位
クーポンを出し忘れたことに、会計が済んでから気づいた時

4位
以前買ったのを忘れて同じ物を買ってしまったとき

5位
食事を終えたあとにもう一品買った料理が冷蔵庫に置いていたことに気づいたとき

7位
トイレで用を足してからトイレットペーパーが無いのに気づいたとき

9位
自動販売機でホットとコールドの飲み物を間違えたとき

には敗れる相手がいない。

自分の能力が及ばないために
誰かに敗れるという状況を示すのは

2位
いっしょに並んだのに隣のレジの方が早く進んだとき

10位
最後の一品をタッチの差で逃したとき

だけ。

そして、自分がその状況に陥ったところを想像すると
やはりこの2つがとりわけ悔しいと思う。

2位のやつにいたっては毎日のように経験しているので、
そう考えると敗北だらけの人生だ。

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2 Responses to “敗北に必要な2つの条件”

  • kaoru

    2008/12/13 16:38

    自分に負ける、という意味なんじゃないでしょうか。
    でもこんな程度のことでいちいちイライラしたり悔しがったりするほどのこともないような。
    わたしだったら、強いていえば9位にはちょっとカクっとくるかも。

  • 2008/12/14 21:44

    「負ける相手」にもいろいろあるんですよ、きっと。
    1位、3位、4位なんかだと、メーカーやお店に「負けた!」という気分かもしれないし、7位や9位は「その状況に負ける」のです。