今さらと言えば今さらですが、
Firefox のこの機能がとりわけ便利な場面があったので。
Mozilla Japan – Firefox サポート – 使い方ガイド – 様々な Web 検索機能
ロケーションバーには Google の「日本語ナビ」検索が統合されており、入力された検索語から最も関連性の高いサイトが判断されて、検索結果の代わりにそのサイトが直接表示されます。
普通に検索して行く場合は
- ⌘ + K (Ctrl + K) で検索バーにフォーカスする。
- 検索キーワードを入力して enter を押す。
- 出てきた結果から行きたいページを選んでクリックする。
という作業になるけど、
特にこの「行きたいページを選んでクリック」がめんどくさい。
キーワードを入れる時点ではキーボードに手を置いているのに
クリックするにはマウスに手を伸ばさないといけないから。
ロケーションバーの Web 検索機能を使う場合、
例えば Gmail に行きたかったら
- ⌘ + L (Ctrl + L) でロケーションバーにフォーカスする。
- “gmail” と打って enter を押す。
だけでそのまま Gmail に行ってくれるから楽ちん。
マウスに手を伸ばさなくていい。
この機能はずっと前からあるんだけど、
何で今さらこれを持ち上げるかというと
金融機関のサイトへ行くときに「便利だなー」と思ったから。
ジャパンネット銀行の場合
ジャパンネット銀行のURLは
http://www.japannetbank.co.jp/
で、 “www” は必須。
これを直打ちするのはちょっとめんどくさい。
かといって「ジャパンネット銀行」と検索するのも
ブックマークから開くのもめんどくさい。
URL の一部を入力すれば
履歴やブックマークから候補を挙げてくれるけど、
使えば使うほど候補が多くなるから
必ずしも行きたいサイトが上に来るとは限らない。
ジャパンネット銀行を求めて “japan” などと入力しても
“Mozilla Japan” とか “?language=japanese” とか
そういうところがひっかかるので。
まあ “japann” まで打てば “japannetbank” がヒットするけど、
ロケーションバーの検索機能を使えばもっと簡単。
略称の “jnb” を打つだけで行ける。
りそな銀行の場合
りそな銀行は綴り (= URL の一部) を間違えやすい。
http://www.resona-gr.co.jp/resonabank/index.html
“risona” じゃなくて “resona” です。
なので “risona” と打っても URL の履歴からはあがってこない。
もちろん「りそなは “risona” じゃなくて “resona” だ」
と覚えておけばいいだけの話なんだけど、
「りそな」ってひらがなで書かれてるから
“risona” って打っちゃわないですか。
これもロケーションバーの検索機能を使えば
“risona” + enter で行けて楽ちん。
三菱東京 UFJ 銀行の場合
ここの URL は
http://www.bk.mufg.jp/
で、「UFJ」の文字が入ってないので
URL の履歴にはヒットしない。
サイトのタイトルは全角で「UFJ」となっているので
これも半角の “ufj” ではひっかからない。
これもロケーションバーの検索機能なら
“ujf” + enter で行けるので便利。
キーボードショートカットが使えるサイト以外では
結局その後マウスを使うことになるんだけど、
ひとクリックすらめんどくさいものぐさにとって
この機能は本当に便利だと思う。
なお、本文中でめんどくさいめんどくさい言ってるのは
あくまで多くのユーザーの気持ちを代弁しているだけですので誤解なきよう。