新型インフルエンザの感染者数と回復者数について

新型インフルエンザに関する報道は
「感染者が何人になった」というのが多いような気がする。

この「感染者」というのは
「これまでに感染した人」のことであって
決して減ることはないので、
この数字は当然増加の一途をたどることになる。

もちろん累積の人数も大事なんだけど
問題なのはどっちかというと
今なお感染中(というか未回復)の人数じゃないかと思う。

NIKKEI NET(日経ネット):社会ニュース−内外の事件・事故や社会問題から話題のニュースまで

大阪、兵庫、滋賀の3府県で27日までに新型インフルエンザへの感染が確認された339人のうち、287人(84.7%)は回復状態にあることが28日、厚生労働省のまとめで分かった。

ここに出てきている人数だけで言えば、
感染が確認された人のうち
まだ回復していないのは52人。
何かイメージしてた人数とちょっと違う。

回復した人の数をリアルタイムに集計するのは難しいと思うけど
感染者数のグラフと
そのうちまだ回復してない人のグラフを重ねたら
もう少しよく傾向がわかるんじゃないだろうか。

いったいこれまでに未回復の人数が最大だったのはいつの時点で
それは何人ぐらいだったんだろうか。
実質的に増えているのか減っているのか
そのへんがどうもよくわからない。

少なくとも、全員回復したら教えてほしいなあ。
「もう注目されなくなったから」というのはナシね。

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One Response to “新型インフルエンザの感染者数と回復者数について”

  • 2009/05/29 23:23

    あと忘れちゃいけないのは、
    感染が『見つかった』数だってことですよね。
    よーく読むと(聞くと)そう書いてある(言ってる)んですけど、
    ついつい、人に伝えるときは「感染者数は・・・」って
    言ってしまうんですよね。