この記事に関連して
「任意のディレクトリにできるとわりと嬉しいですね」というコメントをいただいたので、やり方を書いておきます。すぐ忘れるので自分用のメモを兼ねて。
ついでに、デフォルトだと PNG になる画像フォーマットを変更する方法も。
ターミナルでコマンドを打って変更するやつなので、実行する場合はご自身の判断と責任でお願いします。
保存先を任意の場所に変更する方法
デフォルトではデスクトップに保存されますけど、これを好きな場所に変更する方法。
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ターミナルを起動する
ターミナルは
/Applications/Utilities/
にあります。
Finder からだと command + shift + U を押すと一発で開きますね。まあ Spotlight から「ターミナル」なり “terminal” なり入力して呼び出した方が早いけど。
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保存場所の設定を変更する
ターミナルのコマンドラインから指定します。
defaults write com.apple.screencapture location [保存場所]
たとえば自分のダウンロードフォルダに保存するように変更したい場合は、次のように入力してリターンキー。
defaults write com.apple.screencapture location ~/Downloads
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SystemUIServer を再起動する
killall SystemUIServer
で。
SystemUIServer というのは、Mac OS のユーザーインターフェイスまわりを管理するプロセスですね。
メニューバーの右に並んでるアイコンもこれが管理してるので、再起動するとアイコンが再描画されると思います。
元に戻したいとき
defaults write com.apple.screencapture location ~/Desktop killall SystemUIServer
元に戻すっていうか、要するにデスクトップに指定しなおしてるだけですけども。
画像フォーマットを変更する方法
デフォルト設定だと PNG 形式で保存されるんだけど、これも任意のフォーマットに変更することができます。
ターミナルを開くところまでは同じ。
defaults write com.apple.screencapture type [フォーマット]
後で killall SystemUIServer
するのも同じです。
例えば、JPEG にしたければ
defaults write com.apple.screencapture type jpeg
いろんな形式が選べます。
defaults write com.apple.screencapture type png defaults write com.apple.screencapture type jpeg defaults write com.apple.screencapture type gif defaults write com.apple.screencapture type bmp defaults write com.apple.screencapture type tiff defaults write com.apple.screencapture type pdf
まさかの PDF もいけた。
追記
さらにまさかの psd もいけました。Adobe Photoshop のやつ。
おすすめの設定
初期設定のままがおすすめです。