居酒屋などのお座敷では
靴箱に鍵がついているところが多い。
扉のところに挿さっている札を抜き取るとロックされるやつ。
間違って人の靴を履いて帰ったり
靴を盗まれたりすることがなくていいんだけど、
こういうところで歓談したあと帰ろうとすると
たいてい誰か一人は「鍵がない!」と言い出すので
それを防ぐ方法を。
床に置いたのが掘り炬燵の足下に落ちたとか
テーブルの隅に置いたはずが料理を並べるときに移動させたとか
いろんな理由はあると思うけど、
ともかく酔った状態で
全ての持ち物の所在を意識するのは難しいのかもしれない。
こういうとき鍵をなくさないようにする一番確実な方法は
上着を脱ぐ前に、鍵を上着のポケットに入れておくこと。
居酒屋に入っていったん上着を脱いだら
帰るときまで触ることはないのでまずなくならないし
上着を手に取れば必ず手元に鍵があることになる。
「なんだそんなこと」と思われるかもしれないけど
いま思いつく限りではこれが一番簡単で確実な方法。
部屋に入った時点で
「鍵は上着のポッケに入れとくといいよ!」と伝えるだけで
まず確実に「鍵がない!」を防ぐことができ、
せっかく楽しい時間を過ごした後に焦る気持ちが挟まることも
先に店を出た人が寒空の下で待つこともなくなるので
試してみても損はないと思う。
もちろん暖かい時期はそもそも上着を着てないかもしれないけど
まあお座敷で飲む機会って冬の方が多い気がするし。
ただ、これのおかげで鍵をなくさずに済んだ人が
「あれのおかげで鍵をなくさずに済んだ」
と言ってくれることはきっとないので
実際に効果があったかどうかを検証するのは難しいのが残念。
2009/12/21 10:56
私が考えたことのある、複数人で飲みにいくときの “連帯責任型”。
1人目のカギは2人目の下駄箱に入れておく。2人目のカギは3人目の下駄箱に入れておく…以下同。最後の下駄箱のカギを最初の人が持つ。
実際にやってみたことはありませんが。