Twitter APIのBASIC認証は2010年6月に「廃止予定」(→8月まで延長)(→廃止された模様)

昨年12月にパリで開催されたインターネットのイベント LeWeb’09
Twitter のプラットフォームディレクターの Ryan Sarver さんが登壇して
いくつかの発表を行ったらしいんだけど
その中にこういうのがあった。

Twitter Spawned 50,000 Apps To Date, Will Open Up Firehose For More

starting Basic Auth decprecation in June 2010.

2010年6月から
Twitter API の BASIC 認証が deprecated になるとのこと。

Deprecated というのは「非推奨」「廃止予定」という意味で
これを見る限りでは6月に即廃止ということではないと思いたいんだけど
少なくとも正式にはサポートされないということなので
その後はいつ廃止されてもおかしくない。

実は以前からこのことは API のドキュメントに書かれていて

Twitter API Wiki / Authentication

We eventually would like to suspend Basic Auth support.

ついに期日付きで予定が発表されたということかな。

Twitter 関連のサービスのうち
ユーザーが自分のアカウントでログインするものについては
OAuth を利用するものが増えてきてると思うけど
bot なんかは BASIC 認証のが多いんじゃないだろうか。
楽だし。

OAuth を使ったリクエストについては

Twitter Spawned 50,000 Apps To Date, Will Open Up Firehose For More

Anyone making OAuth requests to Twitter is soon getting an increased rate limit (10x)

API 制限がこれまでの10倍になって

about to launch API for browser-less apps

ブラウザを使わないアプリケーションにも
何らかの新しい API が提供されるようなので、
もう Twitter は本気で OAuth 一本に絞る方向かな。

というわけで、即座に停止ということではないにしても
近い将来 BASIC 認証は利用できなくなると思った方がよさそうなので
これを利用してる bot やサービス等は
それまでに OAuth へ移行した方がいいみたい。

えーと、公開してる bot だけでもこれだけあるんですが

どうすんだこれ。

追記

OAuth に移行した方がよさそうなのでやってみた。

追記2

6月30日に BASIC 認証の停止決定です。

追記3

8月31日まで延長されました。

追記4

BASIC 認証停止しました。

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