ワープロも表計算も無料で手に入る時代 – OpenOffice.org

ワープロソフトの中では
マイクロソフト社の”Word“が圧倒的なシェアを持っている。
また、表計算ソフトを「表計算ソフト」と呼ぶ人はまずいない。
もはや”Excel“がその代名詞だ。
しかし、これらのソフトには困った点がある。
バグが多いとか実は使いづらいとか
そんなことよりもっと大きな問題は、
高いということだ。
パソコン本体の価格はどんどん下がっているのに、
これらのソフトは一向に安くならない。
それでもこれらが標準となってしまっているため
つきあわざるを得ない人が多いのが現状だ。
ところで、
うちのパソコンには
WordもExcelも入っていない。
その代わりに
OpenOffice.orgを入れている。
知っている人にとっては
「何をいまさら」というような話だが、
まだ知名度はあまり高くないようだ。
ワープロも表計算もプレゼンテーションも
全てこのパッケージに入っていて、
これらはそれぞれ
Word, Excel, PowerPointと極めて高い互換性を持っている。
要するに、同じファイルが扱えて
ほとんど同じことができる。
そして一番素晴らしいのは、
全て無料だということだ。
オープンソースで開発されていて、
誰でも自由にダウンロードできる。
完全無料のオフィススイート
OpenOffice.org

（ただし、寄付は歓迎）
ソフトウェアに何万円も払う時代は
もはや終わろうとしている。
追記 (2006/11/21)：
その後も OpenOffice.org はシェアを伸ばしている模様。
　→ iza: 「Ｏｐｅｎ　Ｏｆｆｉｃｅ」シェア急速に拡大
単なるMicrosoft Officeの互換ソフトと考えると、
再現性は今ひとつ。
でもこれはそういうのを目指してるんじゃなくて
.doc と .xls にしばられるのをやめよう、
というムーブメントでもある。
そのへんについて言えば、上記記事は
「みなさん、タダですよ、タダ！」
と謳うだけじゃなくて
ドキュメントフォーマットについてもちらりと触れているあたりが良い子。