コーヒーは自分で焙煎すればいつも新鮮

「コーヒーを自分で焙煎する」
というと驚かれることが多い。
コーヒーの焙煎というのは
専用の焙煎機を使って
プロの厳しい目でいろいろとこう、
小難しいことをやってそうなイメージがあるからだろう。
もちろんプロの焙煎には遠く及ばないが、
実は普通の家庭でも簡単にできる。
最近はコーヒー豆のネットショップでも
生豆を売っているので
簡単に手に入るようになった。
「コーヒー　生豆」とでも検索すれば
販売店はたくさん出てくる。
焙煎に使える器具はいろいろあるが、
銀杏を煎るのに使う手網が手軽でいい。
手網に200グラム程度の豆を入れて、中火にかけるだけ。
火との距離は15～20センチ程度だろうか。
大事なことは、
火にかけている間
ずっと手網を振り続けることだ。
こうしないと焦げたりムラになったりする。
数分やっていると、
次第にパチパチと豆がはぜる音がする。
この頃からコーヒー独特の良い香りがしてくる。
師匠はこれを「幸せの香り」と呼んでいた。
それらしい色になってきたら、
ザルに移して冷ます。
はい、できあがり。
この作業自体は難しいことではないのだが、
実は厄介なことがひとつ。
コーヒー豆には薄皮がついているので
焙煎している間にこれが焼けて辺りに舞い散るのだ。
実はこれを掃除するのがちょっと面倒で
最近あまりやらなくなってしまった。
なので現在
コーヒーを飲みに来て、
ガス周りを掃除してくれる人を募集中。
（続く）