ブログを書くなら著作権を少しくらいは知っておいた方がいいかと

ブロガーが増え
発信される情報の量が多くなるにつれて、
著作権について考える機会が多くなってきた。
もちろんノートに綴る日記にも著作権は発生するが、
ブログはたいてい公開されることを前提としているので
決定的に違うことが２つある。
まずは自分の著作権が侵害される可能性。
日記なら基本的には人の目に触れない
（小学生の場合はセンセーが見るが）
ので、当然ながら盗用されることはまずない。
それに対してブログの場合は
誰かが勝手に記事を持って行って
さも自分が書いたかのように言う可能性もあるわけだ。
実際にそれで損害を受ける人は少ないだろうが、
気分の良いものではない。
もっと重要なのが、
他人の著作権を侵害する可能性だ。
紙の日記にいくら人の著作物を転載したところで
まったく問題はない。
人に見せない前提の個人的使用なら、
例のネズミの絵を堂々と描いてもノープロブレムだ。
ところが同じ事をブログでやった場合、
自分では何の悪さもしてないつもりなのに
ある日突然訴えられる可能性もある。
で、これを読んでみた。

インターネットが普及するまでは考えてもみなかったようなことが
ブログや掲示板では起こりうる。
その辺りに焦点を当てていて、
なかなか面白い。
何せ第１章がいきなり

から始まるのだ。
読み物としてもなかなか面白い。
ただ、
せっかく２ちゃんねるを題材にしていて
管理人のひろゆき氏が加わっているのだから
２ちゃんねるのスレッドみたいに書けばもっと面白かったのに。
ともかく、ブログを読んだり書いたりする人は
ウェブ上の著作権について
簡単にでも目を通しておいた方がいいかもしれない。
ここから購入すると、
訴えられる可能性が低くなる上に
マスナガにお小遣いも入って一石二鳥だ。