レーシックを受けた話はだいぶ前ここに書いたんですけど
何気なしにクリニックのサイトを見ようと「神戸神奈川アイクリニック」を検索してみたら、公式サイトが出てこない。これはどうしたことか。
と思ったら、閉院してました。
2019年8月に事業を停止、運営していた医療法人は2020年2月に破産したとのこと。
一時は都内はじめ、大阪、福岡など全国12カ所に展開し、広告に有名タレントを起用するなどして豊富な施術実績を誇り、2019年3月期は売上高10億4600万円をあげていた。
あの頃は絶好調でガンガン飛ばしてたようですが
しかし、クリニック開設や医療機器の導入に伴う設備投資負担が重荷となっていたうえ、過去の大幅赤字計上により債務超過状態が続いていた。このため金融債務のリスケを要請し、近時は不採算店を閉鎖するなどして大幅に業容を縮小していたが経営も限界に達し、2019年8月に事業を停止していた。
飛ばし過ぎちゃいましたか。
この記事が当時の中の方の目に触れることはなかなかないと思いますが、その節はお世話になりました。
前兆はあった
まあ何となくそんな感じはしてたんですよ。神戸の三宮にも大阪の梅田にもあったのが「三宮は梅田と統合するから、これからは梅田で受けてね!」ということになってたし。
統合はまあよくあることかもしれないけど、その名に「神戸」を冠するのに神戸にはないという、神戸らんぷ亭みたいな状況。関係ないけどらんぷ亭もなくなっちゃいましたね。
とりあえず影響はない
施術を受けたクリニックがなくなったとはいえ、目の具合はその後も特に問題なくちゃんと見えてるからまあそのことによって直ちに困るようなことはありません。
そもそも閉院してから2年以上気づいてなかったわけだし。
無期限保証のはずだった
ただ、受けた施術のプランは期限を切らない保証を謳ったものでした。
もうサイトも消えちゃってますけど、ウェブサイトのアーカイブを残してくれてるサービスで確認したところ「トータルケア」という名称で「期間を心配することなく保証」と書かれていたもよう。
「生涯」とか「無期限」とかいう文言ではなかったのかもしれませんが、それを意味する内容の説明を受けたと記憶してます。
けどまあなくなっちゃいましたからね、法律のことはよくわかりませんがどうしようもなさそう。
さすがに「当院が塵芥に帰そうとも」とは言われてないだろうし。
カルテの開示は受けられるもよう
破産管財人から委託をうけた(たぶん)別の医療法人がカルテの開示は引き継いでくれてるみたいです。
カルテ持ってたら具体的にどうなるかは今すぐわかりませんけど、依頼してみようかなと思います。どんなものなのか見てみたいし。
何かに似てる
ちょっと違うけど「ストレージ無制限」って言うから大量のデータを預けてたのに「やっぱり制限ありにするわ」ってなったやつみたいですねこれ。
この世に無限とか永遠とかいうものはないのだ。