静岡出身の友人が帰省するというので、
ついていったことがある。
広島から新幹線に乗り、
一路 浜松へ。
ついていったのは、
帰り道の運転手としてだった。
友人が実家に置いている車を
広島まで持って帰るので、
道中の交代要員がいるということだ。
到着したら、
実家のお母さんから
「この度はお世話になります」
と丁寧なご挨拶をいただいた。
夕食も用意してくださっていた。
その時のお母さんの弁。
「何が良いかと思ったんですけど、
広島からいらっしゃるということなので」
用意されていたのは、
カキフライだった。
「広島と言えば、カキでしょ」
いや、それはまあそうなのだが。
もちろんお気持ちは大変ありがたい。
カキフライは好物だし、
お母さんの料理も美味しかった。
それなのに、
何だか釈然としない気分になったのは
なぜだろうか。
おもてなしというのは難しいもので
2006年02月01日 23:41未分類