電子パーツをおしゃれアイテムに作り替えたアクセサリーブランド「さのもの」

何だか身のまわりで電子工作が流行ってます。
Arduino の影響が一番大きいのかな。

そんな中、電子パーツばかりを使ったアクセサリーブランド
「さのもの」が登場しました。

「さのもの」とは

新しく立ち上がったアクセサリーブランドなんだけど、
その特徴がこれです。

「さのもの」のアクセサリーは全て基板、コンデンサ、ダイオード、LED、抵抗などの電子部品を素材にしている。

たとえばこんなの。

「さのもの」を立ち上げたのは、
ゆるい天気予報アプリ『あめふる』を世に送り出した

ウェブディレクターの石田幸子さん。

まわりの男子たちが持っていた電子部品を見て
「ポップな色合いや形がかわいい!このままアクセサリーにできる!」
と思ったとのこと。
その発想はなかった。

また、基板は使用済みのものを再利用しているとのこと。
電子パーツって、古くなったらもうどうにも使い途がなかったんだけど
これなら確かに長く活かすことができますね。

新シリーズ「はやぶさ」

この3月23日には、満を持して「はやぶさシリーズ」がリリースされました。

sanomono_5

小惑星探査機「はやぶさ」が宇宙から帰還するとき、
最後のトラブルを乗り越えた鍵がこの小さなダイオード。

最後のハードルとなったエンジントラブルの際は、故障した2つのエンジンの利用可能な部分を合わせるという機転で乗り切った。「こんなこともあろうかとエンジン同士をつないでおいた。」という名言とともにそれを可能にしたダイオードがはまさに奇跡の部品として注目を集めた。

この「こんなこともあろうかとダイオード」を使ったのが
はやぶさシリーズ」だそうです。

こういう一風変わったアクセサリーは
さりげなく身につけることが大事だと思うんだけど、
でも気づいてくれた誰かに聞かれたらいろいろ話を聞いて欲しくなるので
背景にこういったストーリーがあると一層楽しいですね。

関係ないけど、「はやぶさの指輪」ってドラクエに出てきそう。

追記

上で「これ好きだ」と書いたコンデンサの黒猫カフスを買ってみました。

さっそくつけてみた。

さっそくつけてみた。

かわいいでこれ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加