思ったことメモ。
ウェブ業界の人と話をしていると
有名なサービスのことはだいたいみんな知ってるし
たいていの用語はわかってるものとして話すけど、
そういう業界の人なんて全人口のほんの一部。
インターネットユーザーはどんどん増えているが
ほとんどのユーザーは「ウェブの人」ではないわけで、
流行ってると思ってたサービスが実は全然知られていなかったり
みんなが毎日パソコンを立ち上げてるわけじゃなかったりする。
そういう人たちがネットをどのように利用しているかとか
ネット利用に対してどんな気持ちを抱いているかとか
何をどこまで知っているかとか
そういうことが大事なんじゃないかと思った。
ウェブの人たちとばかり一緒にいると
その一般的な感覚がわかりにくくなる気がする。
インターネットはあくまで単なる仕組みであって
目を向けるべきはそれを利用する人の方。
もちろん業界の人と意見を交わしたり
最新の情報を得たりすることは大切だけど、
利用する人のほとんどに通用しないような感覚が身についてしまったら
結局は「わかってない」ことになるんじゃないだろうか。
2008/04/23 23:05
こんにちは。
上記記事、まさにその通りだと思いました。ので、初めてコメントさせていただきます。
私もweb業界で働いていますが、夫はPCや携帯には大して興味がなく、ITリテラシーが年齢の割に低いんじゃないかと思っていたのですが、実はそれが世の中の標準なんだと気づかされました。
業界で「これからはこれだ!」みたいなことが言われだすと、「ウェブの人」である私達はそーかそーか、と取り組みますが、実際にお客さん(or夫)から「○○って何?」と聞かれるのは半年〜1年後です。
夫から何か聞かれて説明するのでも、「何言ってるのか全然わからない。もういい」と怒られますが、お客さんも本当は同じことを思っていて、でも家族みたいに気軽に「わからん」って言えないだけなのかもしれません。