それを山菜汁と呼ぶのはどうなのか

食事に出かけたら
本日のオススメは山菜汁だと言われたので注文してみた。

出てきたのは、シイタケ汁だった。

よく見ると何か別の植物も混じっているようだが、
具の99%はシイタケ。

これを山菜汁と呼ぶのはいかがなものか。

まず、シイタケは山菜なのか、という点について。

山菜 – Wikipedia

山菜(さんさい)とは、山野に自生し、食用にする植物の総称。通常栽培はされず、自生しているものを採取する。

天然物が出てくるとは考えにくいので
あれは栽培されたシイタケだろう。

ただ「通常栽培はされず」というだけで
栽培したものを山菜と呼んではいけないわけではないだろうから
まあそれはいいよ。山菜としようじゃないか。

さて、シイタケは山菜だとして、
じゃあシイタケばっかりの汁を山菜汁と呼ぶのはどうなのか。

たとえば「野菜の天ぷら御膳」を注文して
ジャガイモの天ぷらばかり出てきたらどうだろう。

確かにジャガイモは野菜だが、
それを「野菜の天ぷら御膳」と称して売るのはマズいんじゃないだろうか。
やっぱり野菜の天ぷら御膳なら、
ナスとかレンコンとかカボチャとか
そういうものも入れてほしいじゃないか。

あるいは季節のフルーツタルトを注文して
キウイしか載ってなかったらどうか。

ただ、そういうのがアリな場合もある。
「肉うどん」だったら
牛肉が入っていればそれで肉うどんなのであって、
「肉うどんなんだから豚と鶏と羊も入れろ」と言ったりはしない。

シイタケ汁を山菜汁を呼ぶのはどうなのか。
どうも納得がいかない。

ただ、1杯158円の山菜汁のことで
いちいち記事を起こしてぎゃーぎゃー言うのもどうなのかという気はする。

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2 Responses to “それを山菜汁と呼ぶのはどうなのか”

  • yuu

    2008/04/30 16:22

    熊本で肉うどんを頼もうとしたら
    ※馬肉 と小さく書いてありました。
    まあ、それだけですが。

  • ぶっちぃ

    2008/05/12 19:00

    オールレーズンと言いながら、実際はビスケット生地が半分かそれ以上あるじゃないか、というようなものですな。
    #寧ろレーズンをなくせって?