「ブログのネタ」という発想について

「ああ、これブログのいいネタになるかも」と
写真を撮ったり話を聞いたりすることがあるが、
そもそも「ブログのネタ」という発想は違うんじゃないか、
とも思う。

ブログを書き始めたのには何かきっかけがあったわけで、
その時点で何か言い表したいことがあったのだろう。

言いたいことが先にあって
その表現方法を探した結果
ブログを選んだんじゃなかったか。

いつから言うべきことの方を探すようになったんだろうか。

何か目的があって、
ブログはそれを果たすための手段だったはず。

ところが書いているうちに
いつの間にかブログを書くこと自体が目的に、
その内容(=ネタ)の方が手段になってしまいがち。

でもそれじゃ逆だ。
たとえ書く内容は同じだとしても。

「ブログのネタ」という発想は
どうもブログを違う方向に持って行ってしまうような気がする。

ブログはツールにすぎないことを忘れないようにしよう。

と、こんなこをとぼんやりと考えつつ
「これもネタになるわ」ということになっていま書いている。

もうダメだコイツ。

追記

baldhatter さんのトラバ記事を読んで

もうちょい書きたくなったのであとで書く。

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3 Responses to “「ブログのネタ」という発想について”

  • 2008/05/28 01:05

    いやいや、モノは考えようです。
    昔からある「継続は力なり」というポジティブな箴言だって、手段と目的が逆転していると言えないことはないのです。

  • 2008/05/28 01:57

    # 手段と目的

    マスナガさんのこのエントリを見て、 ネタ元: 「ブログのネタ」という発想について

  • www.evo8.org Weblog

    2008/05/31 23:42

    ネタ

    たまたま、別件でこちらのページにたどり着き、おもしろそうなエントリーを見つけたの…