読書が趣味だと辛い思いをする

読書を趣味とする者は
それ以外の趣味を持つ者と比べて
辛い思いをすることが多い。
趣味を聞かれるとする。
読書です」と答える。
すると、
あ、ふーん
ぐらいの反応しか返ってこない。
趣味は読書」というのは、
趣味を持たない人が
苦し紛れに答える時の常套手段だからだ。
そうではないのに。
日々の楽しみとすべき活動はいくつもあるが、
その中でもとりわけ
読書を好んでするという意味なのに。
就職活動のシーズンになると書店に出回る
履歴書の書き方
といった本でも、
趣味の欄に、
 読書、音楽鑑賞などと書かないように

と指導されているらしい。
何とかならないものだろうか。
今のところは、
趣味を聞かれる度に
読書ですけど、
 趣味がないからやむを得ず読書って答えてるんじゃなくて
 好きこのんで読書をするという意味です。

といちいち答えている。
辛い。

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