逆に書いても同じ意味になる表現

回転寿司の話の続き。

回転寿司屋のカウンターに
こんなことが書かれていた。

お席でのおタバコは
 ネタの鮮度を保つためご遠慮ください。

これは、こう書き換えても同じ意味になる。

お席でのおタバコは
 ネタの鮮度を損なうためご遠慮ください。

逆に書いても同じ意味になる表現というのは
読み手に誤解を与えかねない表現となる。

前者は
タバコが鮮度を保つ
と解釈可能だし、
後者は
鮮度を損なうことが目的である
という意味にとることができる。

もちろん
常識で考えればそんな誤解は起こらないが、
それでも曲解が可能な表現は避けるべきだ。

要するに、
ネタの鮮度を保つため、
 お席でのおタバコはご遠慮ください。

とすれば良かったのだ。

さらに言うと、
おタバコは」のところを
喫煙は」としたいところだが。

表示する前に
なぜ一言相談してくれなかったのだろうか。

こういう切ない思いをすることが、
毎日のようにある。
やりきれない。

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