知人と街を歩いていて、
新しい建物を発見した。
「こんなのができているのか」
という発言をした直後、
まだ建設中であることに気づいたので
言い直してみた。
「こんなのができているのか」
このような言い方をすると、
建設が完了していても
現在進行中でも
同じ表現になる。
ところがこの発言は
広島弁で行ったので、
両者を明確に区別することができるのだ。
建物が既にできあがっているなら、
「こんなんができとるんか」
まだ建てられている途中なら、
「こんなんができよるんか」
「しとる」は完了形。
「しよる」は進行形。
日本語のうち、
この2つの「している」を区別できる表現は
他にあまりないのではないだろうか。
広島弁、
実に便利な言葉である。
広島弁だからできること
2006年02月04日 17:45未分類
2010/03/24 08:22
古いエントリにおじゃまします。
私、生まれも育ちも福岡は北九州市ですが、
「しとる」と「しよる」こちらでも同じですよ。
「こんなんができとう」と「こんなんができよう」とも言いますが。