「金を払う方は全然エラくない」
などと書いていると、
「じゃあお前は
お客を大事にしないのか。」
と言われそうな気もする。
もちろんそんなことはない。
お客様は大切に決まっている。
売り手の立場にいるとき
お客様のために最善を尽くすのは
ごく当たり前のことだろう。
要するに、
立場の問題なのだ。
相手の立場に立って
ものを考えられる人というのは
実にかっこよい。
それを目指したいなあ、
というだけの話だ。
自分が客としてそこにいるときは、
店員さんの立場で考えてみるとよい。
「この店員さん感じ悪いなあ…」
と思ってしまうところを、
「自分があっち側だったらどうだろう。」
と。
自分は常に愛想良くしていられるだろうか。
不機嫌なときはないだろうか。
疲れていて、笑顔になれない日はないだろうか。
自分が売り手であるときは、
お客様の立場で考えてみるとよい。
「そんな不愉快なこと言わなくていいのに…」
と感じてしまうところを、
「自分は常に良い客だろうか。」
と考える。
自分はいつも店員さんに感謝を伝えているだろうか。
失礼な態度をとったことはないだろうか。
急いでいて、ぞんざいになるときはないだろうか。
とはいえ、
これがなかなかできないのではあるが。
いま思えば、
小学校の先生に
「相手の気持ちを考えなさい。」
と何度も言われた。
そういうことだったんですね、
叶谷先生。
じゃあお前はお客を大事にしないのか
2006年03月17日 10:29未分類