占いの結果が現実になるとしたら、
3つの場合が考えられる。
1つ目は、単なる偶然。
世の中には占いだの予言だのいうものが
数え切れないほどある。
そのうちのいくつかが
偶然というフィルターを通り抜けて
当たり続けるというのは十分あり得る話だ。
逆に、結果として当たっているものを持ち出して
「これはすごいぞ。」
と言って回るのは簡単な話だ。
ただし、そうやって持ち出した
「結果として当たっていた」予言書は、
そこに書かれている時期が来るたびに
次の試練を受けることになる。
「ノストラダムスの大予言」は、
1999年7の月、その試練に破れた。
2つ目は、自然の法則を発見した場合。
神秘の力とか神のお告げとか
そういうものでなくとも、
未来を知ることは可能だ。
一定の条件が揃ったとき
次にどのような事態が発生するかという
自然界のルールを発見すれば、
それが未来を知る手段となる。
これの最も身近な例は、
天気予報だろう。
3つ目は、人為的な力が働く場合。
「偉大なる預言者」による
「暴挙を繰り返す彼の国は
神の怒りに触れ、
来年の秋に
制裁の鉄槌が下るであろう」
という言葉が先にあり、
それを現実にすべく
ありとあらゆる手段を講じて
「当たったことにする」のは可能だ。
3つ目は世界各地で
頻繁に行われているような気がする。
彼の暴国には
また「神の鉄槌」が下るのだろうか。
占いが当たるのは不思議でも何でもなくて
2006年03月02日 22:32未分類