前編はこちら
ともかくお医者さんがいてよかった。
だが、
これで一段落つくと思われたドラマには
実はまだ先があったのだ。
お医者さんが問診を始めるのかと思ったら
前の方で乗務員とごにょごにょ話している。
次の瞬間、先ほどと同じ口調で
パーサーが叫んだ。
「この中で、
日本語のわかる方はいらっしゃいませんか!」
問診できないわけだ。
患者さんは日本人だった。
この飛行機は
ニュージーランド航空の
クライストチャーチ発シンガポール行き。
乗務員で日本語が話せる人などいない。
ついに自分の出番がやってきた。
こうして、
お医者さんと患者さんの間に入って通訳するという
なかなかない経験をすることになったのだった。
(続く)
飛行機の中で起こったまるでドラマのような出来事 中編
2006年06月21日 21:00旅
2006/06/22 11:38
えええ。。?
中編があったんですか
怪傑黒頭巾かと思ってきました
ちと古かったか(;^_^A アセアセ・・・
2006/06/22 11:47
すごいすごい!!ホントにドラマ的っぽい!!
早く後編書いてほしー♪
2006/06/22 12:03
すごい・・・
同じく不謹慎だけど、ワクワクしてしまった(^^
続きが読みたいですね。
2006/06/22 16:17
> ユッキーさん
ちと古いです…
別に決めてるわけじゃないんですが、
だいたいわけて書くとなると
3部作になります。
2006/06/22 16:18
> めーたんさん
ドラマみたいでしょ。
普段と違う所へ行くと、
普段と違うことが起こるんですよね。
後編はのちほど。
2006/06/22 16:19
> ゆんさん
ワクワクしてしまいますよね。
ただ、自分が関わるとなると
やはり途端に必死になります。