小学生を読書に駆り立てるもの

今もそこそこ本は読むが、
小学生の頃の自分にはかなわないと思う。
人生で一番よく本を読んだのは
あの頃じゃないだろうか。

もちろん小学生の読む本だから
1冊の量はさほどでもないが、
「読書してる感」という意味で。

もちろん読書そのものが好きだったからではあるのだが、
他にも大きな理由がある。

たくさん本を読むと
誉められることを知っていたから。

誉められるのが大好きな子だった。

これは大切なことだと思う。
いくら子どもに読書の効用を説いたところで、
彼らはそんなに将来を見据えて
日々の行動を取るわけではない。

そんなものより、
周りの大人がただひと言
「えらいね」
と言う方が遙かに大きな効果を持つ。

素っ気ない顔をしていたかもしれないが、
そのたびに飛び上がるほど嬉しかった。

子どもが何かを一生懸命やっていたり
いい子にしていたりしたら
「えらいね」
と言えるような大人になろう。

なお、誉められるのが大好きなのは
今でもそうなので、
いい子にしてるのを見たら
いくら誉めていただいても構わない。

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2 Responses to “小学生を読書に駆り立てるもの”

  • いくちょん

    2006/08/12 18:33

    子供にとって大人の影響って凄いよね☆
    その『誉められる為に頑張る』は納得。
    でも誉められる=嬉しい事=merit のために
    頑張るのは大人も子供も一緒。。。
    そのmeritを何に求めるかだけの違いだね。

  • 2006/08/13 10:00

    > いくちょんさん
    大人の影響大きいですね。
    だから、周りの大人達が充実した日々を過ごすことが
    一番の教育だと思うんです。
    「あんな大人になりたいなあ」と思われるような
    大人でいましょうね。