回文に興味を持ったことがない人は
いないのではないだろうか。
小学生の頃は
「竹やぶ焼けた」とか
「ダンスがすんだ」とか
「男子が死んだ」とか
そういうので喜んでいたのだが、
その後 実に優れた回文に触れることがあり
何度も感銘を受けた。
(以下、いずれも詠み人知らず)
ちょっと品のないのやら
何てしつけいい子いいケツしてんな
シュールレアルなのやら
爺さん三歳児
やたら長いのやら
靴が気に入ってベスト着て姿が素敵と全てついに気がつく
いろいろと。
そして、一番のお気に入りに出会った。
またたび飲み込み伸びたタマ
珠玉の名作だ。
単に回文として美しいだけではない。
またたびとネコ。
「タマ」とネコ。
いずれも切っても切り離せない関係の単語を使い
両者をつなぎ合わせることで
喉を鳴らしながら寝転がって伸びているネコの姿が
ありありと描かれている。
さらに
「またたびのみこみのびたたま」
と、口唇音が多用されているため
発音したときの心地よさも持ち合わせている。
あくまで主観の世界だが、
これ以上の作品にはいまだ出会ったことがない。
まったく関係ないが、
「タマ」という名のネコはときどきいるのに
「ポチ」という名の犬に出会ったことがないのはなぜだろう。
2006/09/25 10:04
酢豚作りもりもり食ったブス
親父がよく言っていた回文です。
今言ったら訴訟沙汰になりかねない点で歴史を感じます。
2006/09/25 10:14
はじめまして。
私は逆ですね。
タマって猫にはあったことがないです。
ポチは主人の実家で飼ってた犬でした。
初耳な回文で、へぇっ!!でした。
2006/09/25 11:02
> ぶっちぃさん
それも思い出したんですが、
何かちょっとアレなのでナニしときました。
2006/09/25 11:04
> aranさん
逆ですかあ。
田舎のおばあちゃんあたりは、その辺のノラネコをぜんぶ「タマちゃん」と呼んでそうなイメージが。
「ポチ」は語源が外来語なので今ひとつ馴染みにくいんじゃないかと思ってるんですけど、どうなんでしょう。
2006/09/25 12:25
わたし的最高傑作は
「お菓子が好き好きスガシカオ」
です。
VBか何かのテキストに出てたはずです。
仕事中に笑いをこらえるのに死にそうになった記憶があります。
2006/09/25 12:32
たしか「全国回文コンテスト」みたいなのが、
仙台市で行われていたのでは?
みなさん、どうやって考えていらっしゃるんでしょう?(^_^;)
うついけんしのしんけいつう
は耳に残って離れません。
どこで聞いたんだろう?
あと、
よ~のな~かばかなのよ~
と歌っていた中島みゆきさんの『世迷い言』
も思い出します。
2006/09/25 19:18
> Nanazoさん
それも気に入りました。
「好き」じゃなくて「好き好き」なところが可愛いですね。
2006/09/25 19:20
> ちゃかりんさん
回文コンテストができるほど
次々と作品がうまれているんですね。
優秀作品を集めた本かなんか出てないんでしょうか。
2006/09/25 23:00
「肉の多い大乃国」が秀逸でした。
ちなみに大乃国は第62代横綱で、朝青龍は第68代です。
2006/09/26 01:07
>「好き」じゃなくて「好き好き」なところが可愛いですね。
そうそう。そうなんですよ。ポイントを押さえていただいてありがとうございます。
そう言えばうちの父は氏名が回文なんでした。回文じゃなくて回名?戒名みたいでいやかな(笑)。
それにしても「肉の多い大乃国」とは…ぷぷぷ。確かに、肉多かったですし。まさに秀逸です。>TERAさん(横レスすみません)
2006/09/26 09:50
任天堂がうどん店に
お気に入りの回文について書いたので ついでにWikipediaで「回文」をひいて…
2006/09/26 21:39
> TERAさん
コメントありがとうございます。
なるほど、確かに肉の多い大乃国。
よくできてますな。
2006/09/26 21:40
> Nanazoさん
氏名が回文ですか。それはうらやましい。
いや、うらやましいか?
2006/09/27 12:58
英語の回文はどうなっているかというと
回文の話をついでにもう一つ。 英語でも回文はできる。 (日本語部分はマスナガ訳)…