大人にあって子供にはない自由

今でこそ納豆とホシブドウ以外のものは
だいたい食べるようになったが、
子供の頃は割と嫌いな食べ物が多かった。
ナスとかピーマンとか
今となっては好んで食べるものも
あの頃は嫌いだったなあ。
さて、嫌いな食べ物を
子供に無理矢理食べさせようとする大人がいるが、
そんなことをすると却って嫌いになるからやめた方がいい。
しかも嫌がる子（ここでは自分のこと）に
こんなことを言う人がいた。
「好き嫌いがあったら大人になってから困るよ！」
それはウソですよね。
好き嫌いがあっても大人は一向に困らない。
ただ、食べないだけだ。
大人には嫌いなものを食べないでいいのに、
なぜか子供はそれを食べることを強要される。
「子供は自由でいい」と言う人がいるが、
少なくともこの件に関しては大人の方がよっぽど自由だ。
なんぴとたりとも
私のホシブドウを食べない権利を侵害することはできない。

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