知人の国語学者と飲みながら
ものすごく大雑把にウェブの話をしていた。
そのとき彼の口から出た言葉。
「『スイミー』みたいなもんじゃね」
ス…スイミーですか。
言われてみれば確かにそうで、
・数多くの小さな魚が暮らしている
・そこへ大きな魚がやってきて海を自分のものにした
・小さな魚は「大きな魚にはかなわないから」と諦めていた
・でも小さな魚の力を一つに合わせれば大きな魚にも勝てる
個人や小規模事業者の極めて小さな影響力でも
それを一つにまとめ上げれば
マス・マーケティングをも駆逐しうる力を持つ。
まさにいまウェブ上で起っていることではないか。
そして『スイミー』と通じるところがもう一つある。
誰かが言い出さなければ始まらないということだ。
かつてのスイミーが「大きな魚」になりつつある今、
ぼくが目になろう。
2006/11/21 10:00
レオ=レオ二さんの作品好きです。
スイミーとか、フレデリックとか、
「小さい存在でもいいじゃない。」
「人と違っててもいいじゃない。」みたいな
メッセージがこめられていていいですよね。
2006/11/21 18:36
スイミーと言えば、魚の目を麻酔なしでぐりぐりやられたときに、気をそらすために必死で暗唱したのを覚えております。
2006/11/21 19:47
> なほさん
教科書にはいろんな話が出てきてるはずなのに「小学校の国語の教科書に出てきた話」というと大抵スイミーが挙がるんですよね。それだけ印象深いんでしょうねえ。
2006/11/21 19:48
> なつさん
あ、「うおのめ」かあ。最初「さかなの目をぐりぐり」かと思いました。こわい。
2006/11/22 08:08
この「スイミー」
娘が学校で劇をしたんですよ。
(目にはならんかったけど・・)
スイミーとウェブ
フムフムと納得。
2006/11/22 10:07
> あんこやさん
スイミーの劇ということは、大きな魚も出てくるんですよね。
大きな魚の役ってどうやるんでしょう。大道具で表現するのかな。
2006/11/22 16:16
コーラスのように
段々に子供達が立って
大きな魚を作ってましたよ~
2006/11/24 01:39
> あんこやさん
なるほど、想像はつきませんが子供たちが力を合わせて大きな魚を表現してたんですね。
ん?それじゃ役が逆じゃないか…?