1年ほど前のこと。
夕陽に映える金閣を見た翌日に
雪の銀閣を見た。
前日の金閣があまりにも豪華な輝きを放っていて
「ちょっと品がないくらいピカピカだなあ」と思っていたので、
しんみりと雪衣を纏った銀閣にいっそう感銘を受けたのを覚えている。
なので、銀閣に銀が使われていなかったからといって
それで寺の価値が下がることは決してないと思うし
むしろギンギラギンの寺であってほしくはないのだけど、
「銀閣」なのに銀なし 科学調査で改めて判明-話題!ニュース:イザ!
調査結果を受けて、同寺の坂根孝慈執事長は「銀閣は『ワビ』と『サビ』の寺。銀箔がなかったところで、特別驚くことではありません」と話している。
「でも本当はほんのちょっぴり寂しかったんじゃないのー?」
などと思ってしまうのはやはり俗物だからか。
2007/01/07 08:25
私の場合、
「金閣」に対する単なる名称としての「銀閣」だと思っていたので、
逆に「銀」が出てきたらビックリしたと思います(^_^;)
2007/01/07 11:30
> ちゃかりんさん
そうなんですよ。「銀閣」は金閣と対比するための通称だと思ってたんですが、わざわざ銀を検出する調査を行ったということはそこがわかってなかったということでしょうね。何にしてもギンギラの寺じゃなくてよかった。