社会保険労務士の石井孝治さんが本を出版された。
献本をいただいたのでさっそく。
- 労働法のキモが2時間でわかる本
- 石井 孝治 (著)
石井さんは広島の社会保険労務士なのだが、
顔を合わせるたびに
「カープ検定をやりたい」などとよくわからないことを言う人。
本を出すというからカープの本かと思ったら
ちゃんとプロとしてのお仕事だったんですね。
先にいいところを言っておくと、
- 労働法とやらがごく身近な話であることがよくわかる。
- タイトルにあるとおり、短時間で要点がつかめる。
- ストーリー仕立てになっていて、気楽に読める。
- 法律の話だが、「現場の事情」もちゃんと加味されている。さすが現場をよく知っているプロ。
- 話の流れ→詳しく解説→まとめ という流れで頭に入りやすい。
- まとめの部分には資料もついているので、あとで「あれどうだっけ」というとき参考にしやすい。
- 「これアウトなんだろうな」と思ったら実はセーフだったり、意外なことが禁止だったりするのが織り交ぜられて、ストーリーにアクセントがついている。
- ストーリーにオチがついている。(重要)
知人が出した本を誉めるだけではウソくさいので
あえて残念なところもいきます。許せ石井さん。
- 地の文で解説しているところを、もう少し登場人物に語らせてみてほしかった。
- 脇役の名前がありがちで印象が薄い。「逆転裁判」ぐらい強烈な名前にしちゃうとかどうですか。
- 各章の最初のページで、オチがわかっちゃうことがある。
- なぜか増永という登場人物が出てくるのに、男前であるという記述がない。
さて、せっかくなのでおねだりしてみたら
「頭ん中」読者のみなさんに10冊プレゼントしていただけることになりました。
ありがとうございます。
石井さん太っ腹。
いや物理的な意味ではなくて。
ただし、石井さんもブログを書いている人であり
頭ん中としてもブロガーをえこひいきしたいので
ブロガー限定とさせてください。
11/18(日)いっぱいまで受付で、
結果はメールでご連絡します。
もちろん「待ちきれないよ!」という人は今すぐ購入しましょう。
石井さんのブログはこちら。
さて、すでに石井さんの次作が楽しみなのだが
次こそはカープの本になりそうな気がする。
追記
続編出ました!