どこまでが青でどこからが赤なのか

Dolores Labs という人たちが面白い調査を行っている。

ランダムに表示される色

10色

を見せて、
「あなたはこれらを何色と呼びますか」
と聞くというもの。

人によってそれを何色だと思うかは違うだろうから、
平均的な境目がだいたいどのあたりにあるのかというのは
なかなか興味深い。

でその結果をカラーホイール状に並べたのがこれ。


080319colors_s.jpg
(クリックで拡大)

さらに面白いのがこの color label explorer で

正規表現で色名の絞り込みができるようにしてある。

個人的に面白いと思ったのは
使われた回数順に色名を並べたこちらのリスト

green が764回、blue が742回使われているのに対して
red は192回しか出てこない。

例えば “blue” で絞り込むと、
“skyblue” とか “Blue-Violet” というように
“blue” + 他の語の組み合わせで表現されているのがわかる。

それに対して全体像から red 周辺を見ると、
“brown”, “pink”, “orange”, “yellow”, “blood”, “cherry”, “rose” など
実に様々な名前が使われている。

少なくとも英語では
青系や緑系と比べて
赤系の色に名前がついている(あるいはその場でつけやすい)ことが多い模様。

日本語は色の名前が多そうだから
日本語でやったら結果がだいぶ違うかもしれないな、と思ったが

普通知らんわこんなん。

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2 Responses to “どこまでが青でどこからが赤なのか”

  • 2008/03/20 23:49

    # 色、いろいろ

    なるほど。遊び方は無限です。 リンク: どこまでが青でどこからが赤なのか – 頭

  • office UNITE

    2008/03/27 22:00

    「色の道」は険し

    友人のマスナガさんのブログに興味深いエントリがあったのでTB。
    元ネタはDolores Labsの「Where does “Blue” end and “…