Dolores Labs という人たちが面白い調査を行っている。
ランダムに表示される色
を見せて、
「あなたはこれらを何色と呼びますか」
と聞くというもの。
人によってそれを何色だと思うかは違うだろうから、
平均的な境目がだいたいどのあたりにあるのかというのは
なかなか興味深い。
でその結果をカラーホイール状に並べたのがこれ。
さらに面白いのがこの color label explorer で
正規表現で色名の絞り込みができるようにしてある。
個人的に面白いと思ったのは
使われた回数順に色名を並べたこちらのリスト。
green が764回、blue が742回使われているのに対して
red は192回しか出てこない。
例えば “blue” で絞り込むと、
“skyblue” とか “Blue-Violet” というように
“blue” + 他の語の組み合わせで表現されているのがわかる。
それに対して全体像から red 周辺を見ると、
“brown”, “pink”, “orange”, “yellow”, “blood”, “cherry”, “rose” など
実に様々な名前が使われている。
少なくとも英語では
青系や緑系と比べて
赤系の色に名前がついている(あるいはその場でつけやすい)ことが多い模様。
日本語は色の名前が多そうだから
日本語でやったら結果がだいぶ違うかもしれないな、と思ったが
普通知らんわこんなん。
2008/03/20 23:49
# 色、いろいろ
なるほど。遊び方は無限です。 リンク: どこまでが青でどこからが赤なのか – 頭
2008/03/27 22:00
「色の道」は険し
友人のマスナガさんのブログに興味深いエントリがあったのでTB。
元ネタはDolores Labsの「Where does “Blue” end and “…