ブログで訴えかけるということ

先週末、街をうろうろしていたら
四川省の地震被災者支援のための募金活動が行われていた。

そのまま通り過ぎそうになったのだが、
いやまてまてと思ってわずかながら募金。

全ての募金活動に協力するわけではない。
こういう言い方はいかがなものかという気もするが、
全部つきあってたらきりがない。

ではなぜそのときは募金したかというと、
この記事を見ていたから。

ああそういえば dubstronica の人が書いてたなあ、と思って反応した。

一個人が何かを書いたからといって
そんなに大きな影響力を持つものではないかもしれない。

が、少なくとも上掲の記事が書かれていたことによって
一人は行動を起こした(といっても箱にお金を入れただけだが)ことになる。
もしかしたら他にもいたかもしれないし、
そこから派生したこの記事を見て動く人もいるかもしれない。

ブログに書いたら必ず何かが起きるわけではないが
「かもしれない」程度の力ならある。
そして実際に何かが起きた。
小さな何かではあるけれど。

一人の力はわずかであるという意味では
募金するのもブログに書くのも同じかもしれないが、
その先にあるものが違う。

1000円の募金はどうやっても1000円。
それ以上でもそれ以下でもない。

それに対して、ブログでの訴えかけだと
その先に何らかの展開があるかもしれない。
もちろん何ももたらさない可能性もあるわけだが。

だからどっちがエラいとかいうことではなくて
いろんな方法があるよね、という程度の話。

まあそもそも1000円の募金が1000円で終わるのは当たり前で、
1000円がゼロになっていたり
「ノーリスクで10倍だよ!」などとなっていたりたら
その方が具合が悪いし。

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