国立国際美術館(注意:音が出ます!)というところが
モディリアーニ展2008というのをやっているのだが、
これの割引方法がおもしろい。
展覧会専用のサイトに携帯でアクセスして
そこから「モディリアーニ待受」をダウンロード。
それを待ち受け画面に設定して
チケット売り場で見せると
入場料が100円引きになるというの。
チラシの右下を切り取って持ってったらとか
サイトにある割引クーポン印刷していったらとか
そういうのはよくあるが、
携帯の待ち受けに設定させるというのがおもしろいと思った。
チラシやクーポンは
手にした本人が目にして
ほとんどそれで終わり。
ところが携帯の待ち受け画面なら
茶飲み話をしている間に
話し相手に「こんなのあったよ」と見せるかもしれない。
チラシを常に手元に置いておく人はあまりいないけど
携帯なら大抵の人は持ち歩いてるし。
そうなると見せられた相手も
じゃあいっちょ自分も落としとくか、
となるかもしれない。
するとそこからさらに広まるかもしれない。
この待ち受けには静止画版と Flash 動画版があって、
動画版はモディリアーニの絵を数枚
モーフィングさせるというもの。
こんな感じ(注意:音が出ます!)で。
こういうちょっとおもしろい動画なら
他の人に紹介してもらえる可能性が高い。
ユーザーにメリットを与えつつ
自発的に宣伝してもらえるというのは
なかなか興味深いやり方だと思う。
こんな感じで携帯の待ち受けを使うやり方は
これから流行るかもしれないなあ。
「携帯待ち受けマーケティング」と命名しよう。
なお、これを書いている時点で
いずれもヒットしないので
この言葉を使ったのは当ブログが世界初だと思います。
やったあ。