昭和20年(1945年)8月6日午前8時15分。
広島の人にとっては常識なので
日本人なら知ってて当然、くらいに思っている人が多いが
全国的に見るとそんなに意識されてない。
NHK で式典の様子が中継されているのを見て
「ああ、今日なのか」と気づくくらいだと思う。
そのことについて
「そんなことも知らないなんて」
と嘆く人がいるのだが、
それはどうだろうか。
広島で「長崎に原爆が投下されたのはいつ?」と聞くと
だいたい「8月9日」という答えが返ってくる。
が、続けて「時刻は?」と聞いたら
「あれ、いつだっけ」となることが多い。
正直に言うと、数年前まで知らなかった。
これも長崎の人にとっては常識だ。
自分が知らなかったので
こういうことを言うのはアレだが、
知らないことは罪ではない。
自分が常識だと思うことを人が知らなかったからって
嘆いたり青筋立てたりするのは無茶な話だし、
何かを自分が知らなかったからって
悩んだり落ち込んだりするようなことでもないと思う。
でもせっかくだから書いときますね。
- 広島:昭和20年(1945年)8月6日午前8時15分
- 長崎:昭和20年(1945年)8月9日午前11時2分
広島は今日ね。
「お祭りじゃあるまいし、こういう日だけ話題にするのはいかがなものか」
という意見を聞いたこともあるのだが、
24時間365日意識することはさすがにできない。
せめて折に触れて思い出したり何か考えてみたりするくらいは
してもいいんじゃないかな。
というわけで折に触れて書いてみた。
「せっかくだから何か読んでみるか」と思ったら、
個人的にはこれがオススメです。よかったらどうぞ。
2008/08/06 09:09
そうですね。とてもそう思います。何に関しても言える事でしょうね。常識の押付はどうなんでしょうかね。
東京にいた時、「あ~?ピカドン?ピカドンの日って黙祷すんの?マジでぇぇぇ~」なんて言われた事がありましたが、私は東京大空襲をそんな知らないですからね。そうだよ。ピカドンで黙祷だよ、と答えておきました。でも私も東京大空襲を調べてみましたので、是非いつか一度原爆ドームにいらっしゃい、なんて思ったりします。