「某放送局」とか「某政治団体」とか「某若手お笑い芸人」とか。
世の中は「某」だらけだ。
本来はもちろん
対象の名前が不明なときや
明示したくないときに使う言葉だが、
最近ではそれと少し違う効果を持つ気がする。
「某」を使うと
「わかる人だけニヤリとしてね」
という雰囲気が出てしまうことが多い。
出てしまうのか出してるのか知らないが。
いずれにしてもそういう「某」は
その「わかる人」にはいいだろうが
そうでない人の中には
あまり快く思わない人もいるかもしれない。
というわけで人前で喋るときは
できるだけ「某」を避けた方が無難なんじゃなかろうか
と思っているのでちょっと書いてみた。
さらに
- 何のことを指しているのか発言者にすらわかっていない
- もうはっきり言ってるのと同じくらい明確で隠す意味がない
という場合もあって、
こうなるともう何のために使われているんだか
さっぱりわからない。
2008/10/24 08:39
かつて、インターネットを始めた頃に「自分が何かで訴えられないように、明確にわかりそうなものでも伏字にしておけ」と教えられたことがあります。例えば、さんざっぱらテレビ局の話題を書いていても「N○K」とか「日テ○」とか。
そういうのも「私は特定の企業について論じたわけじゃありませんよ?そちらが勝手に○部分を想像で補足しただけじゃないですか。」と逃げられる、というもの。
こういうのも、「某○○」と同じようにヘンな使い方に変わっていったもののような気がします。
2008/10/24 11:08
そもそも良くないことかもしれませんが、ヒトの噂話するような場面では、直接名前を発音しないように意識しちゃいます。“某部長”とか、同僚同士で“御社の社長”とか。
2008/10/24 19:04
「わかる人だけニヤリとしてね」という雰囲気は感じたことがないですが、あまり某某と多用してると快くは思いませんね