字を書くのがあまり得意じゃない。
なので自分の字を見られることに消極的だった時期があるんだけど、
書道家の友人が言ってくれた一言のおかげで
今はあまり気にならなくなった。
その人の作品は大好きで
自分用に書いてもらったものをずっと大事にしている。
一緒に飲んでいるときに
「そんなふうに字が書けたら、書くの楽しそう」
と言ったら
「私だって自分の字がいいなんて思ってないよ。」
という答えが返ってきた。
むしろ「これでいいのか」と常に悩みはつきないという。
そんなもんなのかーと思いながら聞いていて、
次の一言に感銘を受けた。
「でもね、あるとき
『自分と同じ字が書ける人は世界中に自分しかいない』
って思ったら急に楽になった。」
まったくそのとおりですね。
堂々と書けばいいんだ。
まあだからといって
丁寧に書かなくていい理由にはまったくなりませんね。
善処します。
2008/12/22 16:20
いい話です。友人知人は悪筆ぞろいなので、ぜひこの話を聞かせてあげようと思います。
高校の美術の教師は、生徒の作品を評するとき言葉に詰まると「ユニークだね」で済ませていました。unique とは「唯一無二」のことであり、言っていることは同じようなことなのですが、ちっともポジティブな響きがありませんでした。