ある学生に言われて
「なるほどなー」と思ったこと。
「名前の画数が多いと不利」なんだそうだ。
たいていの試験には制限時間があって
時間との勝負みたいになることもあるという。
山口 一さん(仮名)と
小鳥遊 紋次郎さん(仮名)では
名前を書くのにかかる時間が5秒ぐらい違うかもしれない。
その5秒のロスの間に1問余計に解けるかもしれないのに!
ということらしい。
いま多くの試験では
受験者カード(っていうのかな?)と解答用紙に
同じ ID 番号が振られていて
受験者の情報はあらかじめ受験者カードに書いておくスタイルなので
あまり問題にならないと思うが、
学校の定期試験などでは
そこまで配慮されていないことも多い。
「はじめ」の合図があってから
解答用紙に名前を書くというやり方だと
確かに画数が多い人の方が
試験に使える時間は少し目減りしてしまう。
まあ例えば試験時間が60分だとして
5秒の違いは全体の0.14%ぐらいだけど、
公正を期すなら
試験時間内は問題に答えることに専念できるようにすべきだ
という意見は実にまっとうな気がする。
しかしそんなことよりもっと大変なことに気がついた。
試験時間がどうこう言っている場合ではない。
人間が平均して1日に何回自分の名前を書くのか知らないけど、
例えば1日1回だとすると
1回あたり5秒の差でも80年の間に約146,000秒。
約40時間の差がうまれることになる。
こりゃあ大変だ。
2008/12/29 21:26
> 小鳥遊 紋次郎
でもこの人は、この数奇な名前のおかげで「40時間」という時間とは引き替えにできないほど貴重なものを手にいれることができたかもしれません。
ってことは、画数だけ多くて平凡な名前がいちばん損するのかな。
2008/12/31 06:32
この個人の問題を法人に置き換えてもあてはまりますね。
やたら長い法人名や部署名は宛名書きする際に難儀します。
特に部署名でカタカナで長いパスになってるものは技術系に多いですね。例えば「インターネットコンテンツ配信事業本部テクニカルソリューションメディア部セールスプロモーション課」みたいな宛先に郵便や荷物を送ろうとする時どうしようかと思います。
気の利いた人は略称を教えてくれたりします。「《CR局1-2-3》で届くよ」みたいに。
ネーミングに長さの取り回しや略称の意義があるのは個人も法人も共通点があると思いました。(ただいま年賀状の宛先書きで同様の問題で手間取ってます)