Mac の宛名印刷ソフト「葉書AB」のシンプルさ加減に感動

ご挨拶を葉書にしたためるときは
できるだけ手書きをしたいと思っている。

が、宛名の部分は印刷して送ることも多い。
宛名書きはプリンターに任せて
自分は相手へのメッセージに心を傾けた方がいいと思うので。

宛名は主に郵便局の方(と機械)が見るところだから
読み取りやすいことが重要だと思うし。

Mac で手軽に印刷できるソフトがないかなと探してみたら
これが見つかった。

だいたい宛名印刷ソフトというのは
宛先の住所や名前もそのソフトで管理するのが多いが、
この「葉書AB」はあくまでハガキへの印刷を便利にしてくれるもの。
住所管理機能は持ってない。

では宛先の情報はどうするのかというと
Mac OS 標準装備の「アドレスブック」から持ってくる。

送りたい相手をアドレスブックに登録しておいて
葉書ABのウィンドウにドラッグ&ドロップするだけ。
もちろん複数の人をいっぺんに指定して
一括で印刷することもできる。

官製葉書や年賀状など
ハガキの種類を選んだらあとは自動で配置してくれるし
送り主にはアドレスブックの自分の項目が入るので
特別な設定はしなくていい。

印刷項目を追加・削除したり
印刷位置を微調整したりもできるけど、
基本的にはそのままで綺麗に出るから楽ちん。

注意が必要なのは、
この記事を書いている時点 (2009/01/15) で
上記のサイトにある安定版は Leopard に対応していないらしいこと。
使おうとすると vCard の形式が違うといって弾かれる。

なので Leopard 対応のβ版を入れてみた。

問題なく動いてるみたいです。

【追記】Snow Leopard までは動作を確認しました。

おかげで宛名印刷はスムーズに進み
本文の方に集中して気持ちを注ぐことができました。
山本ソフトウェアさんに感謝。

このソフトについて素晴らしいと思ったのは
例えば印刷時のフォント変更など
必ずしも必要ではない機能は省かれている点。
(できるんだったらごめんなさい。見あたりませんでした。)

【追記】フォントの変更はできるそうです。コメント欄で教えていただきました。ありがとうございました。ともかく「余計な機能はついてない」と言いたかったのでそこを酌み取ってください。

あれやこれやと機能がついていると
ついいろいろいじりたくなってしまうので
最低限必要なこと以外はできない方がいい。

この「最低限」の判断が難しいんだけど、
葉書ABは実にいい塩梅で実装されていると思う。

だいたいこういうソフトを使うときというのは
そんなことやってる場合じゃないとき。
そこまで考えて作られているのだとしたら
本当に尊敬します。

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3 Responses to “Mac の宛名印刷ソフト「葉書AB」のシンプルさ加減に感動”

  • ヘビーユーザー

    2009/01/05 18:17

    葉書ABのフォントの変更ですが、
    フォーマットの変更 > 変更したい箇所の選択 > フォントパネルの表示 > 変更したいフォントの選択
    で、出来るますよ。

  • 2009/01/05 18:25

    > ヘビーユーザーさん
    できるんですね。気がつきませんでした。情報ありがとうございました。

  • 2010/03/27 17:01

    通りすがりの者です(^^)
    葉書ABのLeopard 対応β版情報、助かりました!
    なにぶんMac初心者なもので…またお邪魔しますm(_ _)m