EXLIM EX-Z400 のダイナミックフォトで遊んでみた

これは広告記事です。最近話題のペイパーポストですね。そのつもりでお願いします。

カシオの新しいデジカメを使ってみませんか
というお話があったのでお借りしてみた。

普段は一眼を使ってるんだけど、
現代のコンパクトカメラについている
おもしろ便利な機能を試してみたかったので。

今回使わせてもらったのは
カシオの EXLIM EX-Z400 という機種。

現代のカメラらしく
顔認識とかおっかけフォーカスとか
いろいろ便利な機能がついてておもしろいんだけど、
特にユニークなのが「ダイナミックフォト」という機能。

まず動く被写体を20連写して、
そのあとその被写体がない状態で同じ背景を撮ると
差分を計算して被写体だけを切り抜いてくれるというもの。

切り抜いて終わりだったら
「技術としてはおもしろいね」で終わりなんだけど、
あとで再生するとき
別の背景と合成して遊ぶことができる。

こんな感じ。

友情出演:http://www.eshima.info/ の人の左腕

では感想を。

残念な点

これはもう「わかりにくい」の一言。

カシオのサイトにもカメラ本体に貼ってあるシールにも
「ダイナミックフォト」って書いてあるのに、
撮影メニューのどこを探してもそんな機能はない。

よくよく見たら「動くキャラクター」というメニューがあって
それがダイナミックフォトのことだった。

気づいた限りで両者をつなげるのは
オフィシャルサイトにあるダイナミックフォトのページの一番下にある

カシオ デジタルカメラ オフィシャルWEBサイト | 製品情報 | EX-Z400

※「ダイナミックフォト」は、製品に付属している取扱説明書では 「静止画上でキャラクターを動かす(キャラクター貼り付け)」という項目で掲載しております。

という記述だけ。わかりませんよこれ。

名前が違うのには何か理由があるんだろうけど、
せっかくウリにしている機能の使い方に気づくのに
だいぶ時間がかかってしまった。

使いどころ

このカメラを持って出かけたりイベントに参加したりして
いろんな人にこの機能を見てもらったんだけど、
普通の大人たちは「へー」といってつきあってくれる程度。

デジタルおもちゃが好きな人たちは
「これはすごい!」といってひとしきり遊んでみるんだけど
長続きしない。

面白いけど使いどころが難しいなあ
と思っていたそのとき。
この機能に激しく関心を示す人物が。

子ども。

知人が連れてきていた子どもがきゃっきゃときゃっきゃと大喜び。
そんなにたくさんのサンプルを用意していたわけじゃないんだけど
同じものを見ていつまでも飽きない様子。

動くキャラクターと背景を合成するとき
キャラクターの方はかなり縮小されてしまう。
面積で言うと1/4ぐらいに。

たぶん小さくなるのは処理性能の都合だと思うんだけど、
これのおかげで
ちっちゃい人物がちょこまかと動き回るような絵になって
やや滑稽な絵になる。

大人たちが画面の中で滑稽に動き回る図が
面白くて仕方ないらしい。
いつまでも飽きずに見ていた。

もうデジカメは日常に浸透してて
普通の写真では子どももそんなに喜ばない。
まあそもそも日常を切り取って感慨にふけるのは
むしろとっしょりのすることですね。

子どもは動くものと変なものが大好きなので
ダイナミックフォトを意外なものと組み合わせることで
イマジネーションを刺激してみるといいんじゃないだろうか。

目をキラキラさせて画面に見入る子どもを見ると
自分が薄汚れた大人であることを再認識できていいですね。

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