Gmailに送信メール取り消し機能がついた

これは素晴らしいアイデア。

メールを送信した直後に
「しまった!」と思った経験は
誰しもあるんじゃないだろうか。

ファイルを添付するのを忘れたとか
Bcc に入れるつもりのアドレスを To に入れちゃったとか
ついカッとなって書き殴っちゃったとか。

でもメールというのは送信した次の瞬間には
もう手の届かないところに行ってしまって
二度と取り返すことはできない。普通は。

それを何とかしようというのが今回の機能。

Official Gmail Blog: New in Labs: Undo Send

Turn on Undo Send in Gmail Labs under Settings, and you’ll see a new “Undo” link on every sent mail confirmation. Click “Undo,” and we’ll grab the message before it’s sent and take you right back to compose.

この機能をオンにしておくと、
メールを送信した直後に数秒ほど
“Undo” (日本語設定では「取消」)というリンクが出るようになる。

090320_gmail_undo_1

これをクリックすると

090320_gmail_undo_2

送信が取り消されて
メール作成画面に戻る。

何でこういうことが可能かというと、
要するにこの機能が有効になっていたら
送信ボタンが押されてら実際に送信するまで
Gmail が5秒ほど待ってくれるようになるから。

その間に取り消せば、
送信をストップしてくれるという仕組み。

数秒後には実際に送信されて
取り消しリンクは消える。
もちろんそれ以降は取り消しはできない。

メッセージはブラウザのところではなく
Gmail のところで一時停止するので、
その間にブラウザや OS が落ちても
ちゃんと送信されるから大丈夫。

実際にやってみたけど
「あっ!」と思って取り消すような場合には
5秒ぐらいあれば十分だと思う。
もちろん翌日気づいたりしたものはどうしようもないが。

やり方

  1. この機能自体は日本語版でも使えるけど、Gmail Labs の設定は英語にしておかないと出ないので、日本語になってる場合は Gmail の設定画面からいったん英語に切り替える。
  2. 設定画面の “Labs” をクリックするか、画面上部に出る緑色の三角フラスコのアイコンをクリックして Labs の画面を出す。
  3. “Undo Send” を探して “Enable” を選ぶ。
  4. 画面一番下の “Save Changes” をクリック。

これでメール送信後に取り消しリンクが出るようになる。

「たら・れば」の話をしても仕方ないんだけど、
あの時これがあればあんなことには・・・
という思いが駆けめぐりますね。

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One Response to “Gmailに送信メール取り消し機能がついた”

  • 2009/03/20 11:19

    「たら・れば」と聞くたびにニラレバを連想するおやぢ脳ですが、それはともかく、もう一歩進んでその「5秒」を最大 5 分程度まで任意に設定できればいいなぁ。
    でもふだんの使い方だと、5 分遅延させるのは長すぎるかも。それなら遅延機能付きの「通常送信」と遅延機能なしの「即送信」の 2 つを用意するとか。そうすると、「即送信」したときに限ってシマッタ! になったりして。